自分用のリンク集という以上の意味のないエントリーです。
8月中旬からAmazonプライムビデオで『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開されていた。
それをようやく観た。
偽らざる感想は、これでやっとネタバレを気にせずにブロガー各氏の書いた感想エントリーが読めるようになった、ということである。ブログタイトルには「ネタバレが読める」と書いたが、ネタバレの有無にかかわらずこれまで一律に禁欲していたのだ。
シロクマ(id:p_shirokuma)さんの
であるとか…
黄金頭(id:goldhead)さんの
であるとか…
グダちん(id:nuryouguda)さんの
であるとか…
フミコフミオ(id:Delete_All)さんの
であるとか…
なんかすごいでしょ、この「はてなブロガー」オールスター観。しかも軒並みホッテントリ入りしているし。
はてな匿名ダイアリーでは
のブックマークが多かったかな?
きっと漏れがあるに違いないと思って検索したら、そゆえば まなめ(id:maname)さんがものすごいまとめ記事を作られていたのだった。1週分なんかブクマ数1000超えてるし。
とても全部は読み切れないが、目ぼしいものから読み始めているところ。
私自身の感想は、内部で何か発酵してきたら書くかも知れませんが、今のところいつになるかわかりません。
追記:
読み返して、いくらなんでもこれだけでは、と思ったので自分の感想を少しだけ追加。
確かに風呂敷を畳もうとしていたけど、みんなが言うほど綺麗に畳んでいるとは思えなかった。みんなって誰よ?
例えば「けっきょく使徒って何だったの?」みたいな謎は説明がないままだったし。たぶん「視聴者の考えた解答が正解なんだよ」と突き放されているんだろうけど。
ともあれ風呂敷は畳むと小さくなる。コンパクトになると全体の見通しもよくなる。
主人公・碇シンジの父・ゲンドウの物語がクローズアップされるにつれ、けっきょくエヴァは、とりわけ新劇場版シリーズは「終わらないセカイ系父子喧嘩」とカテゴライズできるんじゃないかと思った。
つまりゲンドウの亡き妻・ユイへの渇愛、「どうしても取り戻せないものを、どうしても取り戻す」という激情が、数度の「インパクト」、使徒襲来、いくつもの組織、「人類補完計画」…を生んだのだ。どうやって? 視聴者が考えた解答が正解なんだよ。
それが息子・シンジの存在自体と対立したわけで、存在自体と対立するとはどういうことかよく考えないで書いているが、とにかくエヴァは近所迷惑にも地球全体を巻き込んだ父子相克、親子ゲンカの物語だったのだ。
こういうパターンって、ぱっと思い出したところでは『スター・ウォーズ』シリーズとか『刃牙』シリーズとか、意外と多くね? SWシリーズを父子相克と言うのはネタバレだけど今さら誰も気にすまい。物語が長くなるにつれて主人公の父親側のストーリーの比重がどんどん増すからなのか、広げきったストーリーを無理やり畳もうとするとどうしてもパターンが似通ってしまうからなのかは、わからないけど。
ところで「セカイ系」の意味を確認のためぐぐったら、ヒットしたサイトのほとんどが源流としてほかならぬこのエヴァを挙げていた。ただし世界を巻き込むのは思春期の男女であって(近くは『天気の子』なんて典型的なソレだったな)、もしエヴァが父子相克を主題とする物語だったら「セカイ系」の語義が変わってしまうんじゃないかと少し思ったが、この言葉はとっくに独り歩きしていて私が心配することじゃないわな。
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