昨日(10/22)付拙エントリーに書いた大野町バラ公園の秋バラの件だが、公式HPには秋バラの特徴として「春バラより色鮮やかで香りが強い」と書いてあったものの、逆にうっそう感というかもふもふ感というかでは春バラに譲るところがあったように感じられた。そりゃそうだ、それで春バラより秋バラのほうがよく茂るのであれば、バラは春ではなく秋のものになってしまう。
同行者にはそれが物足りなかったようで、「晴天が続いたから水が足りないんじゃないか」みたいなことを言っていた。まさか花壇に散水設備がないとは思えないが。
「ここ(大野町)じゃなく別の公園に行くのかと思っていた」とも言った。神戸町〔ごうどちょう〕ばら公園のことだろう。こちらは公式HPをチェックしたら、秋バラについての言及も見ごろの期間についての記述もなかったから、ひょっとしたら咲いていないかも知れないと思って、大野町のほうを選んだのだった。
実家からの距離は、どちらもあまり変わらない。ためしに日を改めて行ってみますかと水を向けたところ、乗ってきたので車を出した。
花はあった。しかも、ここもちょうど盛りのようだった。よかった。
駐車場に近い入口で出迎えてくれたのは、可憐なピンクのバラたちだった。
茂り具合はやはり春ほどではなかったものの、身内は単純にこっちの公園のほうが好みだったようで、喜んでくれたらしかった。比較するものではないと言え。
比較するものでないと言いながら、私としてはこちらの公園では品種名がわからないことが、ちょっとだけ気になった。品種名を記した常設の札があるにはあるが、それらに記された名前と実物の一致が疑わしいのではないかと、拙過去記事に書いたことがある。札にこだわらずフリーダムに苗を植えているのではないかという疑惑である。
そうだとしても素人が気にするこっちゃない。順路に沿って撮ったスマホ写真を、コメントなしで淡々と貼っていくだけだ。
そんなわけで、以下、怒濤のスマホ写真連投である。
撮っていてふと思ったのだが、もちろん単独のバラを撮るのもいいけど、赤バラと白バラとか、オレンジとピンクのバラとか、隣り合う異なる色合いのバラを1枚のアングルに収めるほうが心が高揚するように思えた。
公園の管理者も、そのあたりを意識してフリーダムに苗を植えているのかも知れない。
こんなのもあった。これ明らかにバラと違うだろ。
恒例、Googleレンズ起動。クサキョウチクトウらしい。
むろんバラとコラボしてくれても、鑑賞者としては何の問題もない。むしろウェルカム。
公園にしろ、あと神社仏閣などにしろ、同じところを何度か訪れると訪れるたびに「こんなもの、あったっけ?」と以前の見落しに気づくことがある。
地区ごとにオーナーを記した看板なんて、あったっけ?
神戸地区公民館。
北地区公民館。
南平野地区公民館。
下宮地区公民館。
スポンサー企業や団体の名札が設置された花壇は、過去記事に写真を貼ったことがあるのだけど、こんな目立つものでも見落としていたんだな。
系統分類を記したプレートで過去に文字起こしをしていなかったものは、新たにいくつか見つけた。
バラの系統分類
テーマ 平和の祈り
平和や祈りをテーマにした名前を持つ品種の花壇です。きれいなバラが咲き誇るような平和な世界であるようにとの願いが込められています。
нет войне!
NO WAR!
戦争反対!
機会あるたびに、何度でも。
バラの系統分類
テーマ ヒューマンI
歴史的な人物にちなんだ名前を持つ品種を紹介します。世界の偉大な人物の名前を持つバラたちをお楽しみ下さい。
「ヒューマンII」は、上掲5月14日付拙記事中で文字起こししていた。後半が「どの分野で活躍された人でしょうか?」と疑問形になっていた。
バラの系統分類
香り ダマスク・クラシック
ダマスクの甘い香りとガリカの華やかな香りが混在する香りで、香水の原料として使われるのは「ロサ・ダマスケナ」「とロサ・ケンティフォーリア」の種類のみが使われています。
バラの系統分類
香り ダマスク・モダン
ダマスク・クラシックよりさらに華やかさを増した、情熱的で濃厚な香りを楽しむことができます。
「ダマスク」に対する言及は、5月15日付拙記事のほうで文字起こしした看板中に多く見られた。
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神戸町ばら公園を訪れた後には、近いので道の駅池田温泉にも行くことを常としている。大野町バラ公園と道の駅パレットピアおおのをセットにしているのと同様である。
やはり地元名産カキの傷ものが、大量に入荷していた。
おいおい、今度は身内は買い込んでるぞ。前日のパレットピアおおのでは手を伸ばさなかったのに。あとで聞いたら「色が悪かった」とのことだった。
他にも旬のものが各種、大量に並んでいた。ギンナン。買わなかったけど。
しいたけ。
甘露煮などアユ料理も地元名物である。
最初、身内は、久しぶりにアユ料理を食べたい、みたいなことも言っていたのだ。
何年も前のことになるが、アユ料理は何軒か専門店に食べに行ったことがあった。「割高ですけど、行きたいなら」と尋ね返したところ、フルコースまでは食べたくない、甘露煮が食べたくなった、との返事だった。
じゃ、ここ(道の駅池田温泉)にあったはず、というのが再訪した理由の一つでもある。
アユの甘露煮は、このような真空パックだったら パレットピアおおの にも置いてあった。だがトレイに盛ったものに比べ、真空パックは割高だったため買わなかったのだろう。
何も買わなかった前日とは打って変わって、この日はいろんなものを買い込んだ。
渋ガキ、甘ガキの富有柿、下段中央の漬物は守口漬け、それにアユ甘露煮。このほかに地元銘菓のせんべいも買ったはず。
飲食店などが同じ敷地内にあるので単純比較はできないが農産物直売スペースに限って比較すると、パレットピアと池田温泉では前者のほうがだいぶ広い。だが身内はどちらかというと後者でよく買い物をする。ただの偶然か相性だと思う。強いて言えば、パレットピアは土産物など「よそゆき」の商品が多いのに対し、池田温泉はキズモノなど「内輪向け」の顔をしているような気がする。やっぱり比べるもんじゃないな。あくまで個人の感想です。
渋ガキは干しガキにするだろうとして、富有柿は帰宅後さっそく1個剥いていただいた。しっとりと熟していて、たいへん美味だった。旬のカキは、どうかすると果物で一、二を争うくらい美味しいんじゃないかと感じることがある。
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