今年のゴールデンウイークは雨に祟られた日が多かった。また晴れた日でも「これが5月か?」と思うくらい寒い日が多かった。風も強かったし。
だが4月までは暖かめの日が多かったようで、ソメイヨシノが咲くのも例年より1週間ほど早かったはず。今日(5/5)は沖縄・奄美がはや梅雨入りしたというニュースも。
寒い日にはしまい忘れた(つかサボってなかなかしまわなかった)電気ストーブのお世話になったが、暖かくなったら暖かいを通り越して暑くなりそうな予感がする。へたすると電気ストーブと扇風機を同じコンセントに差すことになりかねない。
目下それより深刻なのはコロナ禍だ。現住所のある県は、今回の緊急事態宣言の発出こそ免れたものの、新規感染者数など各種指標のワースト5常連である。
隣接する実家のある県のほうはそれほどではないが、県知事が実家のある市を含むいくつかの市に対して「飲食店に対する時短要請」というのを出したことがローカルニュースになったりした。
個人的には今のところ越境警察みたいなのにイチャモンをつけられたことはないが、用心するに越したことはなかろう。隣県同士の移動は勘弁してください、通勤者も多いことだし(誰に頼む?
ということで今年のGWは、実家のある県内で短時間の移動で行けるところを、何か所か訪れるにとどめた。いずれも再訪である。
目次
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神戸町〔ごうどちょう〕ばら公園
1ヶ月ほど前に訪れたばかりだけど、このときはバラにはいくらなんでも早すぎたため、ちょうど満開のソメイヨシノを見てきたのだった。これはこれで、よかった。
GWにバラはまだ早いかなという気もしたけど、公式HPを確認したら「ごうど春のローズウィーク」というのが8日(土)から始まるそうだったので(6月6日(日)まで)、今年はバラも早かろうということで行ってみた。
ちょっと早かったかも知れない。接近すると、どの株もツボミはつけていたけど。
真ん中上のほうに見える「薔薇cafe」というのはコンテナハウスの模擬店で、HPによるとローズウィークの期間中営業するとのこと。
花をつけていた株をいくつかスマホで接写した。
この説明書きは4月1日付拙エントリーで文字起こししたやつだな。
だが同日付エントリーで「葉っぱに隠れて説明書きの一部が読めなかった」と書いたのは、撮り直すのをすっかり忘れていた。
同様の説明書きは、そこかしこに設置されていた。
バラの系統分類
花形分類 一重咲き花弁の数が5枚~9枚の品種を一重咲きといいます。この咲き方も原種のバラに多く見られます。
バラの系統分類
モダンローズ ハイブリッド・ティー(HT)ハイブリッド・パーペチュアルとティー・ローズの交雑から始まる、完全な四季咲きで大輪一輪咲きの系統、現代バラを代表する系統で、切り花一輪咲きの品種の多くはこの系統に属し、ガーデンローズとしても重要な品種群です。
系統ではなく品種名の表示もあった。
スノーグース
Snow Gooseイギリス 1996年
サマンサ
Samantha, Climbing
不詳 不詳
ダブル・デライト
Double Delightアメリカ 1977年
カクテル
Cocktail
フランス 1957年
系統名も品種名も、写真を示したのはごくごく一部である。
蔓バラのアーチもあったが開花はまだだった。
つか花の写真を載せたのもごく一部で、多くの株はまだツボミしかつけていなかったことは、前述の通り。
バラは四季咲きと言うだけあって、サクラと違って全園一斉に満開になることはないのかも知れない。
公式HPのチラシpdfによると「ばらサミット加盟自治体のバラ」というコーナー。
園のほぼ中央にある。遠景は隣接する「ごうど中央スポーツ公園」の野球場である。
どの株も見頃の花をつけていたから、よしとするか。
帰途に通りがかった池。4月1日付拙記事には「カキツバタか?」と書いてしまったが、チラシpdfによると「しょうぶ池」というそうだ。
ツツジは見ごろを少し過ぎたあたり、ハナショウブは早かった。
たぶんまた来るだろう。
大野町道の駅「パレットピアおおの」
ここは去年の12月以来の再訪である。やはり「バラ公園」を名乗る隣町の公園への経路上にあるので立ち寄った。
エントランスに7色のビニール傘が飾られていた。どういう趣旨なのかは、わからなかった。
「九州うまか市」という企画をやっていた。
メインの売り場スペース「みのもんや」。けっこうな密(?)だった。
地元周辺の産物が直売(?)されていた。
おや、しいたけが「本日のおすすめ品」?
コンテナにすごい量の店頭在庫が!
なんだなんだ? しいたけ ばかりが、かなりのコーナーを占有していたぞ。
もちろん商品は しいたけ だけではなかった。
同行者によると、大きさからするとまあ値打ちとのこと。
ジビエもあった!「しかべん」に「シカの唐揚げ」!
大野町バラ公園
ここは3度目の訪問である。1度目は去年の6月だった。1度目は春バラに少し遅く、2度目は秋バラに少し遅かったのだった。
今回は神戸町ばら公園と同様少し早めだった。スマホ写真は満開の株ばかり写しているが、ツボミをつけた株のほうが多かった。バラは品種が多いから全園満開にはなりにくいかも知れない、というのは前述の通り。
説明書きの文字起こしは 去年6月6日付拙記事 でやっているので今回は省略。
今回はブルーヘブンと…
セントレア・スカイローズ
平成17年に開港した中部国際空港の愛称である「セントレア」の名をとり「セントレア・スカイローズ」と名付けられた青に最も近いバラ“ブルーヘブン”
「セントレア・スカイローズ」は大野町のバラ農家「(有)河本バラ園」が平成12年に開発し、平成14年4月からバラ栽培農家へ苗の供給を始めた品種(ブルーヘブン)を、中部国際空港セントレアから連想される空と青のイメージにあわせて、愛称とすることになりました。
イエライシャンがいずれも花をつけていたことをもって、よしとするか。
国際香りのバラ新品種コンクール(第6回)
金賞/国土交通大臣賞/新潟県知事賞 受賞品種名 : 夜来香(イエライシャン)
作出者 : 青木 宏達(岐阜県大野町)花の特徴 中輪咲きで、丸弁の親しみやすい花形。ブルーの香りに合う上品な藤色は芯の部分から外へ淡い色へとグラデーションとなる。
香りのタイプ 「ブルー」~深みのあるブルーローズの香りに爽やかな柑橘系のベルガモットとフルーティーな甘さが感じられる明るく洗練された香り~
ここはブルーヘブンとイエライシャン以外の説明書きは見当たらなかった。よってコメントは少なめにスマホ写真を貼っていく。
イエライシャン株の向こう側に、一重咲きの赤バラがアーチを上っていた。おそらく立派な品種名がついていることだろう。
ひょっとして神戸町で出てきたフランス産のカクテル種かな?
黄バラの低木。
アーチの反対側には白バラが咲き始めていた。
ここも公園全体からしたら、花が咲いていたのもスマホ写真を撮ったのもごく一部である。
駐車場でやっていた即売会の写真を、今回の締めに貼る。
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