🍉しいたげられたしいたけ

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マイナポイントの自分の分を申し込みに行ったのだが小トラブルと気になったことと…

一昨日付拙エントリーに、実家の身内のマイナポイント申請に同行したことを書いた。なんだかんだ言って、手続き自体はスムースに済んだように思う。

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ところで、自分の分のマイナポイントをどうしようかと思った。上掲エントリー中に貼った過去記事に書いた通り、交付時の5000ポイントはすでに受け取っていた。

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だが公金受取口座の登録と健康保険証利用のそれぞれ7500ポイントに関しては、まだ手続していなかった。公金受取のほうは、確定申告の還付金を受け取ったり地方税を引き落とされたりしている口座があるから、抵抗が少なかった。問題は健康保険で、実家まわりがやっている会社に役員として名前を貸している関係上、小規模企業向け保険協会の保険証を持っているのだが、果たしてこれは対象なのだろうか? ちなみに弊ブログによく登場する身内は後期高齢者医療保険である。

 

対象じゃないと言われたとしても公金受取の7500ポイントだけでも大きいから、そのうち何とかしようと思いつつ、気づいたら申込期限の2023年2月末は、そんなに先のことじゃないじゃないか!

身内の申請に同行して要領がわかったので、私の住所のある自治体の窓口に出向こうと思った。こういうのも情けは人のなんとやら、と言うのだろうか?

 

ちなみに身内の申請のときにもらったパンフレットによると、マイナポイント手続きスポットは市区町村窓口のほか…

■KDDI(auショップ)
■NTTドコモ(ドコモショップ)
■イオングループ
(総合スーパー(GMS)、一部の食品スーパー(SM))
■セブン銀行(ATM)
■ソフトバンク
(ソフトバンクショップ/ワイモバイルショップ)
■ビックカメラグループ
(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)
■ヤマダ電機
■郵便局
■ローソン(マルチコピー機)

と書いてあったが、私は平日の時間の都合がつくし、まあ市役所だろう。

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ということで、午後のわりと遅い時間になったが、行ってみた。

必要なものは、マイナンバーカード、金融機関の口座番号がわかるもの、健康保険証でよかったはずだと思った。

それからパスワードを忘れていたので、申込時の控えを探して確認した。

総合案内窓口で尋ねると、特設会場があると案内してくれた。

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整理券を取って、順番を待った。私が持ってるパンフレット、ここにも置いてあるな。当然か。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/watto/20221212/20221212155157.jpg

 

申込受付開始から何ヶ月か経っているのに(パンフによると6月30日から)順番待ちの人が多く、たぶん30分以上待たされた。

ようやく順番が回ってきた。担当者さんの指示に従って、マイナンバーカードを読み取り機の上に置いた。

テンキーで数字4桁の暗証番号を入力するよう求められた。

入力した。

担当者さん「暗証番号が違います」 ええっ?

おかしいな、控えのメモで確認したのに。

あっという間に誤入力が3回に達し、パスワードロックされてしまった。

 

市役所の別の窓口に行って、ロックをリセットしてもらうよう言われた。

同じ建物内で手続きできたので、市役所を選んだのは正解だったっぽい。

だが、なんでパスワードが違ったのだ?

メモと言っても、4桁の数字のうち最上位の1桁しかメモしてなかった。仮に9としておこう。

この9で始まる数字というのは、私が各種ネットサービスで使用している数字の最上位桁と一致しているので、てっきりそれだと思い込んでいた。

だが金融機関のキャッシュカードの暗証番号には、別の数字を使いまわしている。全く同じ数字だと危ないので、例えばみずほ銀行だったら旧第一勧銀の1とか、数字を一つだけ変えている。みずほ銀行は架空の例ですよ。

メモは、どうもそちらの変えた数字のつもりだったらしい。人間は忘れる生き物である。

 

とまれ別の窓口で書類を1枚書いて、パスワードリセットは即日やってもらえた。ただし順番待ちその他で30分くらいかかった。

出直したほうがよかったかもだが、整理券がまだ取れるようだったので、取って順番を待ち直した。

閉庁時間過ぎてしまったようだったが、順番が回ってきたら対応してもらえた。担当者さんには、たぶん残業させてしまった。なんかすみません。

 

担当者さん「以前はPayPayで受け取られましたね。PayPayだと早いですが、変更もできます」

LuVitカードに変更してもらった。PayPayのままでもよかったが、LuVitのほうが使う機会多そうな気がしたので。

「ポイント付加は来週になります」それ実家の自治体で聞いた。言わなくていいことだから言わなかったけど。

本人確認、ポイント受け取りカード指定、金融機関の口座入力と、手続きのたびに暗証番号の入力を求められた。

 

問題は健康保険証だ。協会の保険証でも、受け付けてくれるとのことだった。

それはいいのだが…

担当者さん「入力は何も必要ありません」

ええっ、どゆこと? つことは、個人情報把握済みってこと?

自治体など公的機関が、すでに個人情報を幅広く収集・把握していることは知っている。だけどそうすると、なんでポイントをつけてまで各種個人情報の登録を求めるのかが、謎だ。

そもそもマイナンバーという仕組みの全体像が、私にはよく理解できない。

電子化、データベース化、業務の効率化のために、個人にユニークな(固有の、という意味ね)番号を付加する意義はわかる。

だがなんでそれをカード化したり、あまつさえそれにパスワードや暗証番号を何種類もつけたりするのか、その理由がわからない。屋上屋を重ねているようにしか思えない。

今更だけど、いっとう最初に郵送されたマイナンバー通知カードでずっと運用して、何がいけなかったのだろう?

 

トータルで1時間半ほどかかっただろうか。時間は延びてしまったが、時給換算すると時間当たり5000円と考えると「ま、いいか」感ある。

追記:

こんなニュースが。これまでの「月初に1回提示」という運用がユルかったので厳格化ということだろうか。それにしてもマイナンバーカード周りはどうも印象悪い情報が多く「カネ払ってやったんだから文句を言うな」臭を感じなくもない。マイナ原資含め元々は税金なのに。

www.tokyo-np.co.jp

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