週一か二週に一度、実家の様子を見に行っている。春秋の気候のいい時季には高齢の身内を車で近場に連れ出していたが、いきなり寒くなったので今シーズンは先週でおひらきの様相だ。
しかし、実家に行けば何かネタはある。先週のことだが、その身内が居間に掛かっている掛時計がよく見えないと言い出した。
確かめてみると、デタラメな時間を指していた。
電池がなくなったのだろうと思った。百均で買って置いてあるテスターで計ったところ、案の定だった。
電波時計なので、買い置きと交換してリセットボタンを押したら、針がくるくる回ってほどなく正しい時刻で止まった。
解決めでたしめでたしと言いたいところだが、身内によると実はこれまでも天井の照明が反射して文字盤がよく読めていなかったとのことだった。
身内の視力低下は、本人によると「眼科医に行くたび手術を勧められるが手術は嫌だから断っている」とのことで深刻な心配材料の一つなのだが、今は措く。
時刻が読めなければ時計の意味がない。少し考えて、台所に掛かっている時計と掛け替えた。同じく電波時計だが、白い文字盤に黒い針のシンプルなものである。
これなら読めるとのことだった。
拙宅アパートの掛時計は同様のシンプルなデザインなので、交換しないかと持ち掛けてみた。応じてくれた。
去年の7月26日付拙記事 よりスマホ写真を再掲。今週、これを持って行った。台所にあった時計は元のところに戻した。
持ち帰った仕掛け時計。隣の温湿度計が比較対象になってくれている。ギリギリ掛けられるくらいの大きさだった。もし掛けられなかったら、どうすればよかったんだろう?
10年ほど前にやや大掛かりな改築工事をやったとき、別の身内からプレゼントされたものである。
文字盤は私には見えるけど、視認性は下がっている。白地に黒色針のほうが、紺地に金色針より見やすいよね。
私は安売りでしか買わないが、電波時計ってばいいのを買ったらべらぼうに高いはず。
デザインに凝るのはいいけど、なんだか本末転倒のような気がする。
弊ブログ勝手に恒例、実物がなきゃ撮れない裏の写真。
電池カバーを外したところ。
接写。下のほうにスイッチとボリュームがついている。スイッチをONにすると、正時ごとにメロディーが流れる。
スイッチの隣のプレイリストを文字起こし。
- 白い恋人たち
- LOVE IS ALL
- 今夜月の見える丘に
- EVERYTHING
- TRUE LOVE
- 陽だまりの詩
「やかましい」とのことで実家ではOFFにしていたが、試しにONにしてスマホで動画を撮ってみた。
「はてなブログ」はmp4をアップロードできないので、X旧ツイッターをアップローダー代わりに使った。
仕掛け時計 pic.twitter.com/NKpqkyAALs
— しいたけ💙💛しいたげられた (@wtnb4950) 2023年12月1日
あとで気づいて、型番で検索してみた。全曲を網羅したYouTubeが公開されていた。動画を撮影するのにスマホを固定するとかちょっと苦労したのに、苦労のし甲斐なかったような。こういうことは、たいてい後になって気づく。
どんな名曲ぞろいであっても全6曲が4時間ごとに演奏されるのは耳障りなので、拙宅アパートでもスイッチはOFFで使う予定。
型番を調べたついでにAmazonでも検索してみたところ、新品が手に入るようだった。
べらぼうに高いというほどではなかったが、拙宅アパートにあって交換した掛け時計の10倍くらいの値段がついていた。
今回の拙記事では文句ばっかりつけた気がするけど、ロングセラーなんだ。
関連性は薄いけど、このさい実家ネタをもう一件。庭のドウダンツツジが紅葉のまっ盛りとのことだったので、スマホ写真を撮った。
格安スマホの赤焼け現象を起こしそうなくらい、真っ赤だった。
実家庭のドウダンツツジは拙過去記事で何度もネタにしてきたが、これまでで一番鮮やかなくらいだったんじゃないだろうか?
背後の、真後ろの黄葉はモクレン、右後ろの黄緑はマツ、左後ろはわからない。サザンカだったっけ?
五色なんとかという形容がよくあるが、この日に限っては五色庭を名乗れそう。
赤焼けを恐れつつ、接写もしてみた。やや赤紫方向に色移りしているが、わりと肉眼で見た色合いに近い写真が撮れたように思う。でも実物は、もうちょっとオレンジ寄りだったかな。
今シーズン見に行った、どこより綺麗に色づいてないか? と言ったら手前味噌だろうか? あるいはこれも本末転倒? いやお出かけはお出かけで、確かに意味あったのだが。
もう一本、オレンジ色に色づいた庭木もあった。Googleレンズで調べたが、品種名はわからなかった。
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