家庭の事情というやつで、週一か二週に一度、実家の様子を見に行っている。春秋の気候のよい時季には、高齢の身内の無聊を紛らわすため車で近場に連れ出している。
前回以来、二週間ぶりのお出かけである。
はじめ秋バラがそろそろ見頃ということで、行き先としてバラ園を提案してみたのだが、却下された。代わりに「果物が食べたい」とのことで、道の駅織部の里もとすを逆提案された。
毎年、柿を買いに行っているところである。これが去年の拙記事。
だが、まだ10月の下旬だぞ。ちょっと早くない？ 検索すると、果たして今年の富有柿の出荷ピークは12月3日とする情報がヒットした。
岐阜県産『富有柿』の出荷ピーク予測についてお知らせ | お知らせ一覧 | ＪＡ全農岐阜
一部、引用。
ＪＡ全農岐阜は、今年の岐阜県産『富有柿』の出荷のピークが１２月３日ごろになるとの予測を発表しました。近年の猛暑の影響により、柿の着色が遅れる傾向が見られています。
しかし、前回 (2週間前) 、前々回 (3週間前) のお出かけの際に立ち寄った道の駅やJA産直には、他県から出荷された柿やミカンが、すでに並んでいた。
ひょっとしたら何かあるかも知れない、自分の目で確かめるのが一番と、車を出した。
結論を先に書くと、富有柿こそなかったが、さまざまな品種の柿が売っていた。
柿の品種、こんなにあったんだ！ 実家のある県は、特産品の富有柿一辺倒だけど。
柿の販売コーナー、すでにあった。だが、まだあまり混んでなかった。
手前の甘柿コーナーより、「太秋柿」。
手書きPOPを文字起こしした。
青いうちから食べられ
梨のようなさくさくとした食感で
果汁が多く甘味が強い
「早秋柿」。
果汁が豊富で果肉は柔らかく
ほど良い甘味で食味は良好
「伊豆柿」。
肉質はやや柔らかく果汁が多い。
早く熟しやすいので なるべく早く
食べる事をおすすめします
「早生富有柿」。
果肉は比較的柔らかめで
富有柿らしい食感と甘さがあります
渋柿コーナー。
「蜂屋柿」。
渋柿なので干し柿にするか
熟し柿で食べます
「富士柿」。
熟し柿としてトロトロになるまで待ち
スプーンですくって食べると
ゼリーのような食感でとても美味しい
これで全部ではない。他にもあった。
身内は、早秋柿というのを3袋買った。見た目、色づきがよく、また比較的安価だったからだ。安価といっても数十円の違いだったけど。
渋柿も買いたかったようだが「まだ気温が高いから、室内でつるし柿にはできないでしょう」と反対したら、折れてくれた。
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店舗内も、ごく一部のスマホ写真を。
「しいたけ」。
「長野県産シャインマスカット」。安い！ と思ったら粒が軸についてなくてバラバラだった。
「新米入荷」。高っかいなぁ～…
「こんにゃく 今夜食う？」。
「カンボジア バナナ」
安い！ ということで、身内はバナナも買った。店舗内ではバナナしか買わなかった、というべきか。
当初の「果物が食べたい」という要望は、満足させられたと思いたい。
ただし肝心の柿の食感は、私はいくつか貰って帰ったがまだ食べてないので書くことができない。
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