家庭の事情というやつで、週一か二週に一度、実家の様子を見に行っている。その折に高齢の身内の無聊を紛らわすため、車で近場に連れ出している。今週はどこかアジサイを見に行こうかと思っていたら、身内の方から「NHK『まるっと!ぎふ』でハナショウブが満開だと言っていた」と切り出してきた。『まるっと!ぎふ』というのはNHK岐阜放送局が地上波総合TVで流しているローカル番組である。
「どこですか? 曽根城公園ですか?」と尋ねてみたが、よくわからない。岐阜県でハナショウブの名所というと、曽根城公園と関市百年公園くらいしか思い浮かばない。百年公園は何年か前に一度だけ行ったことがあるが、駐車場からハナショウブ園までが遠くあまつさえ山あり谷ありアップダウンが激しくて、足に不安のある身内には辛かった。ぐぐると土岐市にも菖蒲園というところがあるようだが、実家からは少し遠い。
なんとか曽根城公園で妥協してもらった。今シーズンは5月24日以来3週間ぶり2度目の訪問である。3週間前は、花ないことはなかったが、電設工事中だったり見頃にはだいぶ早かった。
この日は「花しょうぶ祭」の幟が立っていて、来訪者も格段に多かった。
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何より花が多かった。ハナショウブは品種によって開花時期が違うと見えて、花のない畝もあったけど。
照明設備も整っていた。ライトアップを見に来る機会ないだろうけど。
それから品種札が立っていた。3週間前はなかった。
スマホ写真からは読み取りづらいけど、左奥「石橋(せっきょう)」、中央手前「光の綾(ひかりのあや)」と書いてある。
左「天津風(あまつかぜ)」、右「霓の巴(にじのともえ)」。ちょっと遠いな。
歩道から近かった畝と立て札の写真だけを貼っていく。「友鶴(ともづる) 肥後系」。
「ピンクフロスト 米国系」。
「籟光(らいこう)」。歩道から接写しやすかったので接写した。
「紫雲の峰(しうんのみね) 肥後系」。
左「ステップルド リップル」、右「澄心(ちょうしん)」。
「湖の琴(みずうみのこと) 肥後系」。
品種札見当たらなかったけど、接写しやすかったから撮った花。
「桃山の宴(ももやまのうたげ)」この品種だけ愛知県一宮市の萬葉公園高松分園にもあったことを覚えている。
「駒繋(こまつなぎ) 肥後系」。
「曙光(しょこう) 伊勢系」。
ハナショウブ園と駐車場脇の用水路を、なんだかやたらと綺麗な水が流れていた。小さめの池には、ハナショウブが自生のようにちらほらと咲いていた。
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何となくこれだけでは物足りないんじゃないかと思い、JAいび川農林畜産物直売所「よってみーないび」というところを提案してみた。同じJAいび川の直売所の「よってみーな池田」と「よってみーな大野」には何度か行ったことがあるが、実家からやや遠いここはまだ行ったことなかった。身内は行ったことのないところに行きたがりJA直売所や道の駅が好きだということで、事前に調べておいた行先候補の一つである。
入口左側で沖縄菓子のセールをやっていた。
店内。「よってみーな池田」や「よってみーな大野」と比べると、心持ち狭めだった。
「揖斐郡産甘長ピーマン」、「揖斐郡産さやいんげんモロッコ豆」。
「揖斐郡産なす」。
「岐阜県産JA間提携仕入しいたけ」。同じ県内のJAでも、JAいび川と、先週ネタにしたJAにしみの、それに秋に柿を買いに行ったJAぎふ等々は別組織らしい。
「特別セールどんこ椎茸」、「特別セール荒葉椎茸」。
冷蔵庫の守口漬。袋に入っているのは酒粕じゃないかな。
アユ甘露煮。JAいび川名物のようだ。
今回も身内の買い物で締めよう。甘露煮、守口漬、ナス、サヤインゲンであった。
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