しいたげられたしいたけ

空気を読まない 他人に空気を読むことを要求しない

休日

新聞で、犬山市文化史料館というところで「付家老展」というのをやっているという記事を見たので、行ってみることにした。
場所は犬山城のすぐそば。急ぐわけでもないので、名鉄犬山駅からぶらっと歩いて行こうとしたところ、途中に「どんでん館」という祭の山車を展示する施設があって、そこでそこと文化史料館と犬山城とあと一ヶ所「からくり展示館」というところに入れるという共通券を売っていたので、購入した。600円。なお文化史料館単独の入場券は100円、犬山城の登城券は500円とのこと。
濃尾地方にはお祭りに神輿ではなく山車(やま、と読む)を出すところが多いが、犬山の車山(犬山ではひっくり返してこう書くのだそうだ)は三層でとりわけ立派である。
「付家老展」は、甲冑などの展示物もあったが古文書が主体でやや地味な感じ。どうでもいいけど、古文書というのは楷書で書かれているものは大体だが意味がわかってしまうので、ありがたみが少ない感じ。草書で書かれているものは、いかにもそれっぽいが、読めない。中身は大同小異なんだろうけど。私が物を書くときは、できるだけ読みやすくわかりやすく書こうと内心あらためて決意する。
今日、一番良かったのは犬山城天守閣からの眺めかな。天守閣には以前にも上っているはずなのだが、今日はなにより天気がよく、眼下に木曽川が流れ飛騨・木曽の山塊が迫る濃尾平野のパノラマは、山紫水明・風光明媚という四文字熟語がぴったりである。また犬山および木曽川をへだてた対岸の各務原は知る人ぞ知る鉄道交通の要衝で、名鉄電車の赤い車体や二両連結のJR、おまけにモノレールまでがひっきりなしに行き来するさまは、ディープな鉄ヲタこそ発症していないものの自分の中に鉄ヲタの素養を十分自覚する私にとって、まさに血がたぎる光景である。