理想の教師像というと「金八先生」みたいな熱血教師がすぐに思い浮かぶけど、それ以外にも理想の教師のモデルって、ありうるんじゃないだろうか?
そゆえば北村薫の『盤上の敵 (講談社文庫)』には、「熱血先生もどき」が、「うざい」ということで主要登場人物の一人によって徹底的に追い詰められるシーンが登場したりする。
ということで(?)、「存在感は薄いけど頼りになる」「気づかないうちに実用的な知識を授けてくれる」みたいな先生の物語って、作れないかな?
とある大学のサイトだが…
「悪質商法に関する注意」
http://www.aichi-edu.ac.jp/campuslife/gakusei/akusitu.html
「主な手口」「主な商品」の数の多さに、笑いごとではないけど思わず笑ってしまった。いずれも世間知のある社会人が適切な手を打てば、大事には至らないはずの事例である。
登場人物がこの手のトラブルに一つ一つ巻き込まれて、主人公がそれを地味だが堅実な手段で解決するというだけでも、けっこうな数の物語が作れそうだ。
それから、今は「情報」という科目がある。パソコンをめぐるトラブルの話だったらお手のものである。これも解決はいつも地味なものだ。
あと、引き立て役に「勘違い熱血先生もどき」を登場させて笑いをとるとか。
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/10/16
- メディア: 文庫
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