所用で名神高速を関西に向けて移動中に、フルスペックの虹を目撃した。岐阜県の養老サービスエリアの手前あたりである。
虹のフルスペックというのはマイ定義で
(1) アーチの両端が大地に接触し、アーチが途切れずつながっていなければならない
(2) 背景には青空がなくてはならない
(3) 一部でも副虹が見えていなければならない
というものである。今考えた。異論は認めん( ̄^ ̄)
もっとも、定義に欠けていたとして、だからどうなのと言われると返す言葉はないのであるが。
スポンサーリンク
それはともかく、他人の車に乗せてもらっていたため手が空いていたのと、スマホを持っていたことにより、車窓から写真を撮ることができた。いつものごとく画質はご容赦ください。
まずは見えはじめた頃。
「おっ、鮮やかな虹」と思っていると、みるみる橋が伸び初め…
養老SAに着くころには、アーチの両端が大地に接続した。
休憩のためSAで下車したときに撮った写真。写真を撮っていた人が何人もいた。
もう一枚。副虹は、スマホカメラでは、うっすらとしか確認できないが、肉眼ではかなりよく見えていた。
肉眼で見えていたと言えば、虹の橋のたもとが、場所を特定できそうなほど見えることがあった。スマホカメラのシャッターを切りまくったが、残念ながらうまく写っていたものはなかった。
「宝が埋まっている」とか「死者や死んだペットの魂と出会える」とか言われる場所であるが、現実には物理現象にすぎないことを理解している。過去に実際に体験した一番極端な例では、天気が悪く霧がちだった日にバスに乗っていたら、天空に現れた虹が窓の内側とつながって、虹の端がバスの中の自分の手のひらに乗せられるように見えたことがあった。
20年くらい昔の、つまんねー社員旅行の往路での出来事だった。その後、とりたてて何か良いことがあったという記憶はない。何年かして、その会社は辞めてしまった。
追記:
副虹を表す「霓」〔ゲイ〕という漢字があるそうだ。
「虹霓」〔コウゲイ〕は主虹、副虹が揃った状態を表す二字熟語だそうだ。
スポンサーリンク