昨日のエントリー に書いた事情により、私が現地入りできるのはもう少し先になりそうだが、なにしんどい思いをすることだけがボランティアではない。その気になれば、できることは見つかるのだ。
常々お世話になっている「愛知ボランティアセンター」さんは、公式ブログにこんな告知も出していた。
被災地には支援物資と称して大量の古着類が届くことが、昔から問題視されている。だが使い古しのタオルは、被災住宅の泥出しに使うためであり、決して被災地の迷惑になるものではない。中古限定なのは、吸水性がよいからである。むしろ新品ではダメなのだ。去年、大分に行ったとき には、私自身がこの手で、いくつか絞って使ったから間違いない。早い話が雑巾である。工場用語では wikipedia:ウエス と言う。
ただし宣伝したり拡散したりすると集まりすぎてしまうので、公式ブログで控えめに告知しているとのこと。言われてみれば、そういうものなのだろう。
※ 今回の募集も、すでに終了しています。
手持ちのタオルで、少し変色したり繊維がほつれたりしているものを、容赦なく選別した。バッグ一杯分くらいは、軽く集まった。
あんまりきれいじゃないことが、写真からも丸わかりだな…これでもちゃんと洗濯済みです。
これを名古屋市の東別院に持って行った。愛知ボラセンの、いつもの集合場所である。
「物資受付 中古タオルのみ」
仕分け部隊のボランティアも募集していたが、私が行ったときには、すでに10人くらいの人が活動していたので、タオルだけ置いて帰った。
こんなふうに段ボール箱に仕分けして、現地に送るのである。
追記:
コメント欄にレスとして書いた話ですが、本文にも追記します。以前スタッフから聞いた話によると、物資が現場で活用できるかにあたっては、事前に仕分けされているかどうかが決定的に重要なのだそうです。段ボール箱一箱がまるまる使い古しタオルだとわかっていると、とても使いやすいのだそうです。
これも言われてみれば、なるほどそうだろうな感ありますが。
以上追記終わり。
なお当日の活動の様子は、愛知ボラセンの公式ブログにもアップされていたので、リンクを貼ります。
今回は分量が寂しいので、気まぐれで東別院に隣接するメ~テレ(名古屋テレビ)の社屋を撮ってみた。地下鉄東別院駅で下車すると、ここが真っ先に目に飛び込んでくるのだ。
至近距離にあるためか、愛知ボラセンの活動をよく取材に来てくれる。去年の大分のとき は、スタッフがボランティアバスに同乗し、取材と同時に他のボランティアと変わらぬ作業までしてくれた。感謝です。
正面玄関わきに、巨大なウルフィがいた。守衛さんに断って撮らせてもらった。
文字起こし。
ウルフィ(メ~テレ キャラクター)
ウルフィは欲張りな「羊の皮をかぶった狼」です。
羊と狼、両方の良いところをめざしています。
だから、メ~テレのスローガンは
「羊も。狼も。メ~テレ」
明らかな文字数稼ぎのような気もするが、気にしない。
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