一週間ほど前のことである。近所のコンビニに行ったら、レジの隣に大量のクリアホルダーが積んであって、「タダで持って行ってください」と張り紙があった。
クリアホルダーは貰い物を再利用し自分では買わない、という妙なポリシーを持っていて、それを二十年以上にわたって墨守している。クリアホルダーくらい100円ショップに行けばいくらでも手に入るのに、まあ定型から外れている奴はどっかこんなもんだ。
ストックは十分数があったはずだと思ったが、余裕を増やすべく貰って帰った。
アニメ『覇穹 封神演義』とのコラボだった。
太公望。クリアホルダーはスキャナのA4よりわずかにサイズが大きいので、端が切れている。
楊戩。藤崎竜のキャラは靴でかいな、改めて。あ、今回も敬称略で失礼します。以下同じ。
妲己。それぞれが手に持っているミニストップの商品は、たぶん特定可能なのだろうけど私にはできない。
それなりに人気ありそうな気がするのだが、高速インター付近の長距離ドライバーが多い客層とは合わなかったんだろうか? でも次に行ったときにはなくなっていた。はけたのか、処分したのか。
だがそう言う私自身、持って帰ろうとした時点から「使わね~だろうな」という予感がした。おっさんが持っていて見栄えするデザインではないという以上に、中味の見えない不透明なクリアホルダーは使いづらいのだ。部分的に広告が入っているのはいい。透明な部分さえあればいいのだが。
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後日(今日だ!)、クリアホルダーのストックの枚数を確認してみた。やはり貰って帰らなくても、十分な枚数はあったのだった。また透明部分の多いモノほど何度も使って傷だらけであり、透明部分のないモノは新品同様であることに気づいた。
こちらもネタということで、いくつかスキャンした。
EZwebの浜崎あゆみ。いつのだ? 他人から貰ったものだと思う。
確認のため検索したら、同じデザインのノートがラクマに出品されていた。このクリアホルダーも値段がつかないか? ほとんど未使用で、しかもなぜか二枚もあるぞ!
家電量販店で貰ったタカアンドトシ。これは何年前のものでも値段はつかないだろう。
DAYS JAPAN という写真雑誌を、ジャーナリスト支援のつもりで購読している。そこから読者サービスということで貰ったチェルノブイリの母子。社会的意義はわかるが使えない。
同じくDAYS JAPANから貰ったオコジョ。撮影したカメラマンの執念を感じる。白い部分は下が多少透けて見えるので、ぎりぎり実用に耐えるかも知れない。
他にも得体の知れないものがゴロゴロ出てきて、まあ面白かった。
あらゆる意味でぜってー使わないであろう「消費税軽減税率制度のポイント」というの貼って、今回のオチにしよう。
追記:
このエントリーを書いた少し後にけっきょく全部廃棄した。
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