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反児童虐待・書籍寄贈の旅(6の3)京都府立図書館・京都国立近代美術館・大津市立図書館

この話題、今度こそ完結です。私の「神社仏閣好き」「京都好き」「公共交通機関好き」という個人的な趣味が前面に出たシリーズになってしまい、なんかすみません。

次なる目的地の京都府立図書館は、平安神宮のすぐそばにある。

 

ところでこの、いかにも観光地然とした光景、嫌いじゃない。つか大好きである。人力車に、着物はたぶんレンタル。

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應天門を背に南下すると、右手のほうに京都府立図書館の入口を示す道標があった。

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道標の背後にあるモノが気になったので、先にそちらをチェック。

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反対側に回ると「岡崎・市電コンシェルジュ」という看板が掲げてあった。旧市電の車体を案内所として利用しているらしい。

このあたりは岡崎公園と言って、府立図書館以外にも京都市動物園、京都市美術館、京都市勧業館みやこめっせ、京都国立近代美術館と、各種施設が目白押しなのだ。

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みやこめっせ と言えば、今年の1月に文学フリマが開催された場所でもあった。文学フリマは来たる5月6日に東京でも開催されるということなので、リンクを貼らせていただきます。

dk4130523.hatenablog.com

 

話があっちこっち飛んだので元に戻さねば。府立図書館全景。

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府県立図書館につきもののオブジェか銅像はないかと探したら、こんな凝ったことをやっていた。地階の窓から眺められるようになっている。

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入口。建物の右端、上の写真ではまん中奥あたりにある。

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上の写真の向かい側のエントランス。この左奥にカウンターがあった。

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寄贈の手順はどこも大同小異でスムースに行った。受け取った控えを再掲。寄贈者名は消しています。

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もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて

 

 

府立図書館の南隣に、 京都国立近代美術館がある。

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またしても時計とちょっと相談して、入ってみることにした。JR二条駅→猫寺→市立中央図書館→平安神宮・府立図書館の移動がいずれもバス一本であり、また待ち時間が少なかったため、ありがたいことに時間の余裕があったのだ。

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スキャンしたチケット。

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館内は撮影禁止だったため、写真はありません。また目録はあったけどパンフレットはなかったので、スキャンした展示物の画像も貼れません。なんかすみません。

企画展「京都の染色」は主に 3F、1F・4Fも一部使用。4F は常設展といいつつ収蔵品が多いらしく展示物は頻繁に入れ替わる模様。入場無料の 1F は売店と一部展示。2Fはないのか?? あとで 公式HP を見たら一部「事務室」というのがあった。あとは吹き抜けらしい。

企画展には、タペストリーと着物仕立ての作品の比率が多かった気がしたが、布地素材あり、掛軸、屏風あり、なんでもありという感じだった。また絵付けが多かったが、もちろん染色によるものもあった。編み物もあったし。

そういえばファッションやアパレルに関する知識をまるで欠く私でも、西陣や友禅、京紬といった名前だけなら思い浮かぶくらいだから、染織は京都の主要産業の一つに違いない。西陣や友禅って何が違うんだ? いちおうぐぐってウィキペくらいは読んでみた。この説明がわかりやすいと思った。

着物の装いの早覚え法として「(正装は)染めの着物に織の帯、(趣味着は)織の着物に染めの帯」という言葉がある。染めの着物とは同じく京都の特産品である友禅のことで、織の帯とは最も品格が高いとされる西陣の錦をさす。続く織の着物とは紬などの格の低い趣味的な織物のこと、染めの帯は友禅などの染め模様の帯をさす。

Wikipedia 「西陣織いろいろ」 より
つまり西陣と紬は先染めの織物、ただし西陣が格上、友禅は絵付け後染め、ってことでいいんでしょうか?(誰に訊く?

 

ところで全くの偶然であとで思いついたんだけど、今回見た平安神宮、神苑、旧市電、それに国立近代美術館は、琵琶湖疏水という補助線上で、よくつながるように思えた。

平安神宮の創建1895(明治28)年は、琵琶湖疏水一期完工の1890(明治23)年より後になる。岡崎公園の近くには白川という可憐な自然河川が流れているが、神苑の広大な池や水路の水を供給するには流量不十分だったろう。調べたわけではないが、あそこを満たしているのは琵琶湖の水に違いないと想像する。

疏水は琵琶湖の豊富な水を供給すると同時に、運河の水運、高低差を利用した発電など、さまざまな新しいリソースをもたらした。 京都の繊維産業発祥はむろん遥か古くまで遡れるが、近代的な大量生産のためには、電力と豊富な水が必要だったことだろう。逆に言えば、それらが供給されたことにより京都の繊維産業は、他の地域に対する強力なアドバンテージを獲得しただろう。

岡崎公園にほど近い蹴上発電所は、ちょっと検索したらなんと現役のようだ。日本初の電車が京都の地を走ったこともまた、偶然ではないのだ。運河の輸送船をレールに乗せて蹴上の坂を上下させた「インクライン」は、使命を終えて観光地になっているけれど。

こうした成功体験は、伝統の地に近代化精神、起業家精神をもたらしたことも想像できる。京都発祥または現在も京都に本社を置く企業を数えると、任天堂、日本電産、オムロン、京セラ、SCREENホールディングス、ローム、島津製作所、村田製作所、堀場製作所、京都アニメーション、はてな…(順不同で失礼します)と、めちゃめちゃ巨大とまでは言えないにせよ、キラリと光る大企業ぞろいである。

そんなことを考えると、国立近代美術館や京都市勧業館がこの岡崎の地にあることにも、必然性のようなものが感じられる。なんかどっかの役所が書いた地元 PR の文章みたいになってきたな。

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そんなわけで、20年ほど前に地下にもぐったとはいえ蹴上を経て大津に至る京阪電鉄京津線に乗ることにも、必然性があったのだ。どんな必然性だ?

京都―大津は近いので、もし時間的に可能であれば大津市図書館にも行ってみようということは、出かける時点で決めていた。大津市立図書館向け送り状も、作成して持って行っていた。 

これは静岡のときのものの再掲だが。

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とは言うものの、いろんなところに寄ったので、京阪京津線が乗り入れる地下鉄東西線の最寄り駅「東山駅」に着いたときには、午後4時を回っていた。

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スマホで検索すると、大津市立図書館の営業時間は午後5時まで。ああ、またしても「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」みたくギリギリになってしまった。

東山駅で時刻表を調べると、浜大津行きの電車は1時間に3本。一番近いのは16:26とのことだった。

幸い駅の路線図には所要時間も書いてあった。東山ー浜大津は21分とのこと。

内心思った「楽勝じゃないか」。浜大津駅から大津市立図書館は、マップを見る限り近いのだ。閉館前10分もあれば用件は足りるはずだ。

 

京津線浜大津行き車内。

時間がギリギリになると、ブログの記述もぞんざいになるな。(その4)静岡編 の浜松のときも、そうだったけど。

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浜大津駅。大津も魅力あふれる都市なんですよ。いやホント。

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大津市立図書館全景。なお滋賀県立図書館は、浜大津からだとかなり遠い。

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門標。

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控えを再掲。やはり寄贈者名のみ消しています。

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寄贈自体の難度は決して高くないのですが、しばしばご指摘をいただくように、最も難度が高いと思われることは、図書館の審査を通して収蔵されることです。

同一府県内の複数の図書館に寄贈しているのも、どこか一館でも収蔵してもらえればいいという考えからです。

 

もし一連の拙記事をお読みいただいた方で、趣旨に賛同していただける方がいらっしゃいましたら、最寄りの公立図書館に行かれる機会があればおついでに、予約票を出していただけるとありがたいです。予約票はカウンターに置いてあるはずです。需要があることが把握されると、審査を通る可能性が高くなるはずなので。

矢川冬 さんのブログより、最新の寄贈状況のエントリーへのリンクを貼らせていただきます。矢川さん、言及失礼します。

yagawafuyu.hatenablog.com

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