自分の経験に照らすと、長く悩まされた難題がスッパリ解決するということはなかなかなくて、グダグダと跡を引きながらしばらくして気づいたらうやむやになっていたというケースばかりが多いように思う。
直近のエントリーを読んで、お医者さまが「退院」と快く言ってくれたらどんなに気が晴れただろうと思いつつ、医師も人の子、特に自分の専門に関しては100%を期したいのだろうというか、もっと言うと判断の責任をご家族に押し付けたかったのではないかとつい勘繰ってしまう。専門というのは範囲がごく狭いもので、必ずしも患者の一人の人間としての容態を総合的に判断しているとは限らないのだが。
しかし思うに、人間の体には本来治癒力が備わっている。時として細菌やウイルスとの拮抗のバランスが崩れることがあるが(もし崩れなかったら誰も病気なんかに罹らない)、抗生物質の援軍がいかに強力でも恢復の主力はその元々の治癒力であるわけで、早く言えばご家族のご決断は正しかったと信じます。
100回の満願に、満開のソメイヨシノの写真を添えたかったのだが、うちの地方では満開と言うには少し早かったみたい。なかなかドラマみたいにはいかないものだ。
満開のサクラの枝越しに社殿を撮りたかったが、これで勘弁してください。
時おり花壇越しの写真を撮ったサクラは、こんな感じだった。この木がいちばんよく咲いていたかな?
接写。
九左山古窯址の木も、いい線いってたと思う。
「万葉の森」の四阿と歌碑。新元号の万葉ブームに乗って、ここは流行るかな? 流行りそうな気がしない。
北西隅の公園出入口。背の高すぎる桜木は、満開になってもモフモフ感に欠けるのが物足りない。今日は文句ばっかり言っている。
高圧線鉄塔。
北東隅公園出入口。葉っぱが一気に茂りはじめて案内板を隠そうとしてないか?
大蔵池と「万葉の森」遠景。
百度石代わりの道路標識。お世話になった割に、あまり写真を貼らなかった。
さあお参りだ。
願掛けも、満願お礼参りも、人間にやれることはお参りすることだけしかない。ご近所なので、これからもたまにお参りに来ます。
境内から眺めた大蔵池南西方向。
同じく北西方向。
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