何か特別なことがあったわけではないが、気まぐれでエントリーに仕立ててみた。
発端は、外出先で昼食をとったことだった。ときどきネタにする「オリーブ」というグリルである。行き先から近かったので。
この日のランチは、コロッケ、エビフライ、ハンバーグ、卵焼きという、お子さま舌の私には嬉しいメニューだった。
ブログで「外食写真集」と題したシリーズをやっているので、食事のスマホ写真を撮るのは珍しいことではない。
その後、気まぐれで、グリルから近い神社にお参りに行った。かつてここに代参をかけたことがあったりしたので、ご挨拶のつもりだった。
シリーズの記事はいくつか公開したが、そのうちの一つ。
隣接する大蔵池公園まで、さらに足を延ばしてみようという気になった。
3月16日付のこの記事を書いたときは寒かったという記憶があるが、今日は寒くも暑くもないよい気候だったためだと思う。
上掲記事中に貼った写真の一枚。このときは池の水源が枯渇していたが…
今日撮ったスマホ写真。湧水が復活していたので、なんとなく安心した。なんでだ?
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この写真を撮ったのがきっかけで止まらなくなった。とある秋の一日の記録ということで、まとめたっていいじゃないか!
湧水はこんなふうに水路を経て、池に注いでいる。
水路が赤茶けているのは、湧水の成分が付着したのだろう。もしこの湧水が温かかったり、温かくなくてもボイラーで温めたりしたら、温泉になるのだろう。
振り向くと、高圧線の鉄塔がある。
芝生にショートカットができていた。
「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」
魯迅の『故郷』だな。
池の東岸を歩くと、キンモクセイの香りが強烈に…生垣をよく見ると、葉っぱの下になってよく見えなかったが、キンモクセイの花が咲きほこっていた!
光線の都合で、南下しながら振り向きざまに撮ってます。以下同じ。
少し歩くと生垣の種類が変わっていた。寒椿かな? すでにツボミが…ちゃくちゃくと次の季節の準備をしているかのようだった。
池の南岸の堤防には花壇がある。
久しぶりに Goolgeレンズ を使ってみた。
ハート形の花壇もあった。 普段あまり気にする機会がないが、公園管理にはたいへんな手間がかかっていることだろう。公園管理者さんに感謝します。
以下、あらずもがなの雑考です。なんとなく先週の 湯谷温泉周辺への旅行 のことを思い返していた。久しぶりの泊りがけの旅行だったからか、GoToの割引きが意外とよかったからなのか、とにかくわりとよかったのだ。
だが回った諸施設は、けっして高名なものではなかった。それぞれの施設の管理者は、おそらくは限られた予算の中で、丁寧に管理をしているのだろうなと想像するのだが。
すると、この大蔵池公園のような地元のありふれた(ように思う)施設も一緒じゃないか、などと思い至ったのだ。
かつて「作業興奮」ならぬ「旅行興奮」と題したエントリーをいくつか公開したことがあったが、もとより何か結論を出せたわけではない。
日常的な近所の散策でも、驚きや高揚を感じられるような感性を持つことはできないかと夢想するが、まあ難しいだろう。
下手をすると遠出の旅行でも「つまらない旅だった」と感じることがなきにしもあらずだから、そっちを何とかするのが先かも知れない。
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