🍉しいたげられたしいたけ

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奥歯の詰め物がまた取れた

自分用の記録です。こういうことをブログにしておくと、あとで自分の役に立つので。

要旨を先に書いてしまうと、奥歯の詰め物がまた突然取れたが、かかりつけの歯科医院に電話を入れて翌日の午前中には治すことができたということに尽きる。その経緯を思いつくままにだらだらと書いてゆく。

 

また、というのは、去年の2月にも同じことがあったからだ。エントリーを書いておくと、かように自分で思い出すのに役に立つのである。

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この時は、就寝前の歯みがき後に糸ようじを使っていたらポロっと取れた。今回は自宅でふつうにご飯を食べていたら、取れてしまった。

「一度取れると取れやすくなるんだな」と思った。翌日、歯科医院に直してもらいに行ったら、担当の医師から同じ趣旨のことを言われたが、少し話が先走りすぎた。

 

幸い痛みや沁みは感じなかったので、そのまま食事を終えた。詰め物の金属を確保して、かかりつけの歯科医院の診察券を探した。休診日でありませんようにと内心祈りながら。

診療日であることを確認して、電話した。状況を話し、当日の午後か翌日の午前中にでも予約が取れないか尋ねた。翌日午前のぎりぎりの時間が取れた。ときどき書いているように、平日の時間の都合がつきやすい仕事のしかたをしている。できれば当日中に何とかしてもらいたかったが、まあ許容範囲と思った。十分ラッキーだったのかもしれない。

 

それにしても歯が欠けたときには限らないだろうけど、とつぜん訪れた「日常の喪失」感の理不尽さたるや…歯医者とは断続的ながら長い付き合いだから、いろんな話を聞いた記憶がよみがえる。曰く、噛み合わせの調整はきわめてデリケートなもので、髪の毛一本分の数分の一のズレでも違和感を感じるとか。外れた金属片はちっぽけなものだが、それでも髪の毛より確実に厚みはあるのだから「一刻も早くなんとかしてくれ」以外の感想が浮かばなかったとしても責められることはなかろう。歯を削って詰め物を作っていた頃は、もっと長い間もっと激しい違和感を味わっていたはずだが、そういう記憶は残らないものだ。

それでもその晩はふつうに寝て、翌朝の朝食のトーストは欠けてない奥歯で噛んで食した。

 

予約時間に歯科医院を訪れた。待合室は患者でいっぱいだった。そうそう、ここは待たされるんだよなと思っていたら、医療助手さんが「順番が前後してすみません」と前置きして私の名を呼んでくれた。ありがたいが、他の患者さんに申し訳ない気分。

 

処置室の長椅子に座り、「外れた詰め物はありますか」と問われたのでティッシュにくるんだモノを渡した。「今回は接着し直しますが、一度外れると外れやすくなるので、時期を見て詰め物を作り直した方がいいでしょう」と言われたことは、初めのほうでほのめかした通り。「セメントのカスを除去しますね」と水をかけながらドリルを当てられた。歯に水が沁みやすい体質だが、冬場は特にキツい。作り直すとしたら夏場に来よう。

接着剤を詰め直し、脱脂綿を噛むように言われた。「接着剤が固まるまで30分ほど食事は控えてください」と言われた。すでに正午に近い時間だったが、30分と言わず2時間くらいは控えたぞ。「歯石が溜まっているから、またクリーニングに来てください」とも言われた。

 

処置は15分くらいで終わった。待合室に戻ったら、順番を飛ばした他の患者さんが、まだいた。ますます済まない気分。わざわざ「私のは簡単な処置だったんですよ」と申告するわけにもいくまい。

会計は、予想より安く済んだ。以前クリーニングに来た時の半額以下だった。会計後「次はクリーニングの予約になりますが」と言われた。そうそう、ここは機会あればそっちへ誘導する傾向があるんだった。

「今は予定がわからないので、また電話で予約します」と告げたら、それ以上は粘られなかった。歯石クリーニング自体を拒否するつもりはないが、できれば夏場にさせてくれ。

 

くっつけ直した詰め物は、そんなに長い時間が経過したわけではないが、それから不具合はない。ただし、また外れるんじゃないかという若干の不安は、つきまとうようになった。けだし「日常を取り戻した」ということだろう。

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