私が加入している地域労組が原告側を全面支援し、また私も個人的立場から原告側を全力応援している鈴鹿大学裁判関連のエントリーです。前回はこちら。
明日10月26日13:30からの第5回公判期日を目前に、傍聴を訴えるメールニュースが送られてきましたので転載します。
鈴鹿大学無期転換後のクビ切り撤回裁判メールニュース（No.028., 2023.10.24）
みなさま
あさって26日13:30から、津地方裁判所で鈴鹿大学事件の第５回期日が入っています。ぜひ多くのみなさんの傍聴をお願いします。
この事件も、当事者が職場からの追い出し通告を受けてあと３カ月で３年になります。また提訴して１年あまりで、この第５回期日をもって弁論準備手続は終了し、いよいよ第６回期日は証人尋問に入る可能性があります。
そこで、今回の期日には、法廷に入りきれない傍聴者を集めて、裁判官にこの事件への世間の関心を実感してもらう必要があります。ご多忙中のことと思いますが、ぜひ多くのみなさんの傍聴を心からお願い申しあげます。なお、集合場所は津地方裁判所前、集合時間は、同日13:15です。
さて、この裁判と並行して進めていた三重県労働委員会での不当労働行為救済申立事件は、10月２日付けの命令により、不当労働行為が認定され、「組合員らの労働契約の消滅は、どのタイミングで誰と誰との合意によってなされたのか」との組合側の説明要求に対して「申立人において被申立人の見解が理解できるよう丁寧で詳しい説明に努める必要があった」と判断してもらうとともに、「貴組合との団体交渉で誠実に応じなかったことが不当労働行為であると、三重県労働委員会において認定されました。今後、このような行為を繰り返さないようにします」とのポストノーティスを求める命令が発せられました。
今後鈴鹿大学側がどのように対応するのかは今のところ不明ですが、このような大きな節目で勝利できたことについて、みなさま方に感謝申しあげたいと思います。
補記続くご支援をお願い申しあげます。
文中にある三労委の不当労働行為認定に関しては、X旧ツイッターに次のポスト旧ツイートがあり「拡散希望」とのことでしたので、ブログカードにて転載します。
【拡散希望】三重県労働委に訴えていた、不当労働行為（不誠実団交）について、我々の訴えが全面的に認められました。鈴鹿大学は、東海圏大学非常勤講師組合に対し、謝罪文を出したうえで、非常勤講師の契約終了について丁寧な説明をしなければなりません（当事者名は伏字） https://t.co/90n3gEeVRe pic.twitter.com/UtISx6WovM
— 非正規労働者の安定した雇用を支援する会 (@hiseikishien) 2023年10月19日
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