しいたげられたしいたけ

空気を読まない 他人に空気を読むことを要求しない

被災地ボランティア(その4)

前々回のエントリーにアップしたスケジュール表には書いてないが、12:00頃に昼休みが入った。歩いて20分ほどの「小泉浜ボランティアセンター」(「はまセン」)に移動して、そこで持参した昼食をとる。私はカロリーメイトとトマトジュース、それにSOYJOYを持って行った。トマトジュース、うま〜(゚Д゚)。疲れた体には、トマトジュースの酸味と塩味が絶妙。周りを見回すと、カロメの喫食者の多いこと。「愛知ボランティアセンター」の募集要項に「昼食:持参」「バナナ、カロリーメイト、ビスケット、チョコレートなどが食事、間食などにいいかと思われます」と明記してあるからだろうが、「こういう時はカロメ」というイメージを作った大塚製薬の企業戦略は、たいしたもんだと思う。
「はまセン」でもカップラーメンを用意してくれていたが、「支援物資は被災者のもの」と思って遠慮する。
トイレは「はまセン」にしかないので、そこで用を足しておく。
午後の活動。木材など大物が片付いてくると、地面にいろんなものが散らばっているのが見えてくる。写真など「思い出の品」は別にとっておき(「愛知ボランティアセンター」では「思い出クリーンプロジェクト」というのも企画している)、その他の細かいゴミは腐葉土と一緒に土嚢に詰める。
スケジュール表より
>> 16:00 活動終了
実際にはもう少し早く、15:30頃に終了したかな。情けない話だけど、それでも私の体力は限界に近かったかも知れない。
帰り際に撮った、活動地の海岸付近に集積された瓦礫の写真。「はてブ」にアップできるのは450×450という制限があるので、二分割した左側。

二分割した右側。奥に見えるのは、気仙沼線のトンネルと高架の残骸である。

こういう状態になれば、重機の出番を待つことができるんだよね。重機が足りなくて、なかなか順番が回ってこないとは聞くけど。
>> 16:30 ボラセンミーティング
ふたたび「はまセン」に移動し、ミーティングというかレセプションというか。全国各地から参加したボランティアたちが、自己紹介する。「愛知ボランティアセンター」からの参加者は、人数が多いので、適当に指名された一名が右代表ってことで。
続いて、おお、なんとボランティアさん同士の結婚式が始まった!「はまセン」に長期滞在しているボランティアさん同士が、せっかくだからボランティアたちの前で人前結婚式を挙げたいと希望されたそうだ。すごい偶然に居合わせたもんだ!
ケータイで写真を撮らせてもらったけど、プライバシーにかかわることなので、ブログへのアップは遠慮します(と言いつつ「はまセン」+「結婚式」でググると動画が出てくるけど(^^;)。
さらに餅つきがあり、あんころもちがボランティア全員に振舞われる。
以前に新潟のボランティアセンターだったかに一泊したときにも思ったのだが、ボランティアセンターには、どこか祝祭空間のような一種非日常的な高揚感が漂っている。私だけかも知れないが、日常生活のほうがニセモノで、ボランティアセンターでの生活のほうが真の人生だ、と思ってしまいたい衝動にかられることがある。鴻上尚史氏の『スナフキンの手紙』という戯曲で「沈没」という言葉を知った。旅人が旅先に長期滞在してしまうことをさす。元々は蔵前仁一氏の造語だそうだ(『旅ときどき沈没』、ただしこちらは未読)。
ひょっとしたら、ボランティアセンターに「沈没」してしまう人もいるんじゃないかな、などと想像すると、ちょっとした危なさを感じないでもない。まあこれは何の根拠もないただの想像なんだけどね。
>> 17:00 小泉浜発
帰りのバスの中でも、まあ眠れた。しかしバスの中でいくら寝ても、疲れが取れた気がしない(泣
>> ○月○○日(日)
>> 7:00 東別院着
>>    物資を積み降ろして、解散
本当は短いミーティングをするのだそうだが、名古屋に帰った日は朝から大雨だったので、早々に解散となった。

スナフキンの手紙

スナフキンの手紙

旅ときどき沈没

旅ときどき沈没