🍉しいたげられたしいたけ

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東アジア13か国に限定すると新型コロナウイルス抑え込みに苦戦しているのは日本など3か国のみ?

ホッテントリに入ったとかツイッターでバズっていたとかではないが、なぜかこんなニュースが目に留まった。韓国で新型コロナウイルスの新規感染者が急増しているという記事である。

this.kiji.is

なんとなく、韓国だったら大丈夫なんじゃないか、抑え込みに成功するんじゃないかと思った。

なんでそんなふうに思ったのだろう? と自問した。

 

8月8日の拙エントリー に、Google が集計した東アジア何か国かの新型コロナウイルス新規感染者数をウォッチしていることを書いた。そのエントリーの中に、ベトナムで感染力の強い新しい型のコロナウイルスが流行を始めたのではないかという新聞記事を貼った。

あれから1週間とちょっと経ったが、ベトナムにおける新規感染者の数は、ゼロには戻っていないが極端に増加しているというほどではないと思ったからだ。

同日付拙エントリーに貼った8月6日付データのスクリーンショットと、今日撮った15日付データのスクリーンショットを並べてみる。

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そういえばシンガポールでも、外国人労働者を中心に新型コロナウイルス感染者が増えているという記事があったことを思い出した。検索すると5月の記事だった。なお現在はデング熱蔓延のニュースが多くヒットする。

www3.nhk.or.jp

ブログには貼らなかったがツイッターには1週間ほど前に採ったスクショも貼っていたので、サルベージして今日撮ったスクショと並べてみた。やはり6日付と15付のデータになる。

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それぞれの国の所管官庁の担当者や現場の医療スタッフの苦労は、並大抵のものではないと推測されるが、対策の効果はグラフの形に現れているように思った。

予断は許されないが韓国もなんとかするんじゃないかという気がした根拠は、このへんだろうと思う。あくまで個人の感想です。

 

そんなわけで(説得力あるかな?)検索すれば手軽に出てくるデータとは言え、定期的にウォッチして記録を残しておくと、参考になりそうな気がした。

正のインセンティブが働くと、歯止めがかからなくなる悪癖がある。

最初、日本、韓国、台湾、ベトナムの4か国で始めたウォッチ対象が、気づいたら13か国に増えていた。東アジア諸国をかなり網羅したつもりだが、地図と照合するとまだまだ漏れはあった。

いつか「あー、やってられない!」と投げ捨てるのが、これまでの私のパターンだ。

だが折角なんで、撮ったスクショをツイートだけではなくブログにもまとめておこうと思った。

参考のための東アジアの白地図は、白地図専門店 さんの無料バージョンをお借りしました。お礼申し上げます。ありがとうございました。

www.freemap.jp

 

Google には中華人民共和国と北朝鮮のデータは表示されないので、新たに撮ったモンゴルと、日本、白地図を挟んで台湾、韓国のグラフを示す。グラフの並び順は、ごくおおざっぱに白地図に対応させたつもり。モンゴル、日本は15日付データだが台湾と韓国は14日付である。韓国の新規感染者急増は、まだグラフには反映されていない。

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ベトナムとシンガポールのグラフはすでに貼ったので、タイ、ラオス、カンボジア、フィリピン、白地図を挟んでインドネシア、マレーシア、ブルネイ。いずれも15日付データ。

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追記:

グラフの枚数が奇数だとレイアウト的に収まり悪く感じたので、東ティモールのスクショも撮って追加し計14か国としました。

追記おわり

こうやって眺めると、google:東アジアのファクターX と呼ばれるものは、あったような気がしてくる。

ファクターXなるものの正体が何かはわからない。問題は、ファクターXがもたらしてくれたボーナスを、活かせた国と活かせなかった国が歴然としていることだ。

抑え込みに苦戦している国は、ズバリ日本、インドネシア、フィリピンの3か国。ある程度の抑え込みに成功していると思われる国は、残りの 10か国 11か国である。

国の大小、貧富、政治体制などは、あまり関係ないように見受けられる。素人考えだが、ボーナスを活かすということは、よく言われる「検査と隔離の徹底」という、ごくありふれたことのような気がする。ちゃんと調べなきゃかもだが。

今後、注視が必要と思われるのは、この新規感染者数増加の差が、東アジア地域の経済活動のリスタートにどのような影響を与えるかだろう。あまりいい予感がしないが。

今からウォッチしておくべき指標には、どんなものがあるだろうか…?

追記:

ラオスの事例の記事を見つけた。

globe.asahi.com

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