タイトルの通りのエントリーです。ブログに記録を残しておくと、あとで自分の参考になるので。
拙宅の扇風機は、リビング型と言うのだろうか、こんなのが一台と、ほかに壁掛け型が一台ある。
こいつが突然死んだ。
新しいものではない。いつから使っていたかはわからない。もともとは実家にあったものだが、高齢の身内が「重い」と言い出したので拙宅アパートのものと交換した。あとでまた話が出るが、新しいのは軽いのだ。
追記:
自ブログを検索したら 拙宅にあった扇風機は 約9年前に買った ものだったから、新しいというほどではなかった。ただし実家から持ってきたものは、もっと古いはず。
追記おわり
「弱」のスイッチが押しにくかった以外に、古くても特にさしさわりはなかった。
押しにくいというのは、押すとき擦れるような抵抗を感じ、また押し切ったONのポジションから戻ろうとしがちで安定しない。こういうことを実家のある地方の方言では「キモい」と一言で表す言葉があるが、残念なことにこの語の語義は標準語では若者言葉の「キモチワルイ」にとって代わられてしまった観がある。国語の教科書に出てくる「流行語が語彙を貧弱にする現象」の一具体例かもしれない。
方言だの若者言葉だのいらぬ理屈を捏ねずとも「足の指で押しにくい」と簡潔に表現する方法があったことを、あとになって思いついた。
どうでもいいことを長々と書く悪癖があるから、文章が無駄に長くなる。
とにかくこの扇風機が、今日の午前中まではふつうに動いてくれていたのに、午後になって突然動かなくなった。キモかった弱だけじゃなく、中、強、いずれのスイッチを押しても動かなかった。
よくある家電の死に方である。むろん奇抜な死に方を望むものではない。
エアコンという代替手段がないわけじゃないが、扇風機でしのげる日であれば扇風機でしのぎたい。即日、新品を買うことを決意した。
近所のドン・キホーテの店頭に、安価な商品が並んでいたことを覚えていた。
このくらいの小物家電だとレジの通し方が他の商品と一緒というあたり、いかにもドンキ。あくまで個人の感想です。
セルフレジのレシートと一緒に保証書が出てくるあたりも、いかにもドンキ。あくまで個人の感想です。
自宅に持ち帰り、開封した。
いくつか入っていた段ボール製のスペーサーは、四角く折り曲げてあっただけで部品に合わせたというほどでもなく、簡単に取り除けた。意味あるの? いいけど。
扇風機ではなかったが何年か前の大手メーカー製品だと、無駄に部品の外形にきっちり合わせたスペーサーが入っていたように記憶している。廉価品はこういうところでコストダウンしているのだろう、たぶん。
段ボール箱から部品を取り出して並べたところ。
上の写真の真ん中あたりに写っている取扱説明書から「組み立てかた」のページをスキャンして貼る。取扱説明書を電子化したがる妙な性癖がある。
このくらいだったら、なくても目をつぶっていても組み立てられるけどね、というのは言い過ぎか。
組み立て完了。所用時間は30分ほどかなと予想したが、もっと短かった。たぶん15分ほど。工具は一切いらなかった。
古いものに比べてメチャ軽いのが特徴的だった。古いものは首のところに仕様を書いたラベルが貼ってあって、重さ約4.4kgとあった。スマホ写真を撮ろうとしたが照明の反射がじゃまをしたのでやめた。
新しいのは取扱説明書に約2.8kgと書いてあった。ほぼ3分の2だ。電気自動車の研究などでモーターに使われる磁性体の性能が向上したのだろうか? 思いつきを適当に言っているだけです。
試運転だか本運転だかわからないが、スイッチを入れたら普通に動いてくれた。なんの不思議もなけれども。
新しいのは七難隠す、どのスイッチもキモくなかった。はい本文を読み飛ばした人、キモいというのはキモチワルイという意味ではないですよ。
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