🍉しいたげられたしいたけ

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ニコリ『ペンシルパズル本6数独1』のHardを最後の問99までやった(gifアニメ付

数独(ナンプレ)の自己満足的プレイ記録です。今回の新しい試みとして、gifアニメを2枚貼りました。前回の記録はこちら。

www.watto.nagoya

上掲拙記事では、けっきょく「三国同盟」を使わなくても解けたと結論した。

 

その後もニコリの『ペンシルパズル本6 数独1』でまだ手を付けていなかったHARD(上級)をやり進めて行ったが、「二国同盟」の範囲でだいたい全部解けてしまったんじゃなかろうか。

このあたりのことは、他人に伝えるのはもちろん、自分で思い出すためドキュメント化するだけでもけっこう難しいような気がした。

 

同書P110の最後の問題 Hard 99 を例に、ブログでどれだけ伝わるか残せるかを試してみる。

上掲書P110の Hard 99 につき、例によって初期値を背景色黄色で示し、よく使う3解法すなわち自称「飛車にらみ」、自称「一気通貫」、自称「どっちに入ってもこっちしか残ってないだろう」の3つで埋められるだけの数字を埋めた状態がこちら。

よく使う3解法は、空白のマスに対して1~9の9種類の数字が適用可能かを検討する。

だが二国同盟になると2つの数字の組み合わせ、すなわち 9C2 = ( 9 × 8 )/( 2 × 1 ) = 36ケースの適用が可能かどうか検討しなければならない。

こう表現してみると、難度が上がるとは畢竟そういうことだったのかと不思議な気がしなくもない。

 

とにかく上図の状態で一旦手が止まった。

上段右側3×3ブロックには68の2国同盟が成立しそうなことは、すぐわかった。なんとなれば右から1列目と2列目には、それぞれ68が同じ列に並んでいるのが目に留まったからだ。

そこで同3×3ブロックで68のどちらかしか入らないマスを「68」「86」で埋めてみた。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/watto/20220803/20220803213855.png

これでもそこから進まない。

 

毒を食らわば皿までというのとはちょっと違うかもだが、同ブロックの残り3つの数字235が残り3つのマスに、どう入るかも調べてみた。

いちばん上の行には他の3×3ブロックに3があるから25しか入らない、上から2行目には他ブロックに5があるから23しか入らない…とここまでやって、ようやく気づいた!

上から3行目に着目すると、空白のマスは3つ(上図中に灰色の網掛けで示した)。

この行で未使用の数字は356の3つ。

しかし上段中央3×3ブロック中にはすでに35がある。上から3行目で空白マスは残り2つだから、35は同ブロック中以外の空白マスに入れるしかない。

かくして上図中に赤字で示した通り、上段中央3×3ブロック中の空白マスには6が入るしかないのである。

 

マス1つ埋める説明に、どれだけの文章を使っているんだ_| ̄|○

もうちょっと効率化はできないかと思って、久しぶりにGIFアニメを使ってみた。

上図で6が埋まると、上段左側ブロック2行目には94、右側ブロック3行目の49があるので中央3×3ブロック1行目に4994の二国同盟を成立させることができる。

そうすると同ブロックに残った空白マスには残った2を入れるしかない。

この2を手がかりに、2択だったマスのいくつかが一気に決定されるのである。

ちっとは伝わりやすくなってますでしょうか…

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同工をもう一例。埋められるマスが中段と下段の3×3ブロックになかなか波及しないが、とにかく続けるしかない。。

上段左側3×3ブロックには、詳細は省略すると下図に灰色網掛けで示した「56」「65」の二国同盟が成立する。同じく灰色網掛けの以前から成立している「49」「94」と合わせると、いちばん上の行の左端の空白マスに入る数字は7しか残っていない。

それで上段左側3×3ブロックで最後に残った空白マスにが入ることもわかる。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/watto/20220803/20220803200802.png

これらを手がかりに、ようやく中段、下段の3×3ブロックの攻略を進めることができるようになった。

主に「飛車にらみ」を使用したが、上から5行目を埋めるにあたって、34の二国同盟が効果を発揮してくれたことが印象に残った。

同行で残り3空白マスのある列を縦に見てゆくと、未使用の数字127が他の行に2つずつあるのが見つかったので、次々と埋められたのだ。

 

これでも思ったようには埋まらなくて、2択を多用せざるを得なかった。

下図で右側下段3×3ブロックとその周辺の2択は、列方向に見て入る可能性のある数字を埋めていったものだが、灰色網掛けセルに入れられる数字が消去法により4しかないと判明した途端…

 

またしても多くの2択が連鎖的に決定できたので、その様子をgifアニメ化した。


そんなこんなで、これが完成図。P125のSOLUTIONS(正解)と一致している。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/watto/20220803/20220803162450.png

 

そゆえば Medium の問題はどんな感じだったかなと、P51 問41をもう一度やってみた。

2択を一度も使わず1択のみで最後まで解けた。機械的すぎて物足りないと感じた。

 

難しめの問題の醍醐味つか中毒性みたいなものは、どうやったら伝わるだろうか? やっぱり動画かな? YouTubeはまだチェックしてないけど、あらゆるジャンルのユーチューバーがいる時代だから「難関数独にチャレンジ」というチャンネルを持っている人は必ずいそうだ。

もし「もっとわかりやすく面白くできる」と思ったら、オレがやってやる…わけないか。

 

それはそうと、これからどうしよう? Amazon をチェックしたら、上級編、難関数独、超激辛数独などいくつかのシリーズがヒットした。

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とりあえず「ポケット数独 上級篇」をポチった。我ながら性懲りもない。

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