前回の実家の庭花シリーズで、早々に夏という字を使ってしまった。6月30日という日付をみて「あれっ?」と思ったが、6月に40℃台という史上初の記録を観測した地域があったり、メチャメチャな気候だったのだった。
それで区別のため今回はブログタイトルを晩夏とした。暑さはまだまだ厳しいが朝夕は過ごしやすくなってきたので、いいことにしてしまおう。今夏の北半球はどうやら金星化を免れたらしい。
背の高い見慣れない花が咲いていた。これでだいたい人の背丈くらい。草花かと思ったが、身内に訊いたら木花とのことだった。
花自体は見たことがあると思って Googleレンズ を起動したら ムクゲ だと言われた。
こんなんあったっけとさらに尋ねたら、昔うちのアパートにあったものを移植したら、根付いたのはいいが花を咲かせるのに10年くらいかかったとのことだった。
うちのアパート??
過去に一度だけブログネタにしたことがある。亡祖父かさらにそれ以前の代に、田地の一角を法人に貸して社宅にし、古くなったのでもらい受けてアパートとして経営していた。
だが古いだけあってタチのよい入居者には恵まれず、ようやく最後の一世帯が出て行って取り壊しという段になったら、空き室にホームレスが入り込んで絶命し白骨化して見つかったため、けっこうな騒ぎになったのだった。
だとしたら10年どころか15年くらい前じゃないか。
桃栗3年とは言うけれど、木花が移植されて花をつけるまで樹勢を回復させるには、そのくらいの時間がかかることがあるということだろうか。
こうやってあちこちから集めてくるから、広からぬ庭が夏場にはジャングルみたいになるのだ。好きにしてもらえばいいけど。
ちなみに更地はなんとか処分できたそうだ。
他の木花草花も撮った。サルスベリはまだ花が残っていた。
高いところは緑色の実になっていた。
ノウゼンカズラもまだ少し花が残っていた。
おいおい、ガクアジサイもまだあるぞ!
前回6月30日付拙記事 に写真を載せたメンツが、1ヶ月と20日ほども経っても、まだ咲き残っているじゃないか!
ムクゲの木もツボミをおおくつけていたから、これからも長く花を見せてくれることを期待しよう。
他の花はないかと探してみた。黄色い草花は、オオハンゴンソウだろうか?
オレンジの花弁はノウゼンカズラの落花である。白い細かい花は、わからない。
オオハンゴンソウは去年の夏もネタにしたのだった。このときはもっと存在感があったように記憶している。草花にも表年と裏年があるんだろうか。
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