実家ネタ2連投の2つ目です。弊ブログでは農産物含む生物名は基本的にカナ書きしていますが例外もあり、柿〔カキ〕については貝の牡蠣とまぎらわしいので漢字表記することにします。過去記事と統一とれてないけど、どうせ表記に揺れがある項目は膨大な数に上るはず、と開き直っておこう。
身内から「柿を買いたい」という要望が出た。柿は10月下旬に神戸町ばら公園に行った帰りに「道の駅 池田温泉」というところに寄ったときにも買ったのだが…
この記事を書いたときは、わざわざ変換第一候補を修正して「甘ガキ」「渋ガキ」などとしてるな。しかし「富有柿」は品種名に準拠して漢字表記している。かように表記ゆれは避けられない。
話を戻して、このときはそんなに数を買ったわけじゃなかったし、渋柿は干し柿にする前に真っ赤に熟したからそのまま食べてしまったのだった。
ブログにはしなかったけど、ツイッターにスマホ写真を流した。
実家で筆柿をもらった。
— しいたけ💙💛しいたげられた (@wtnb4950) 2022年11月12日
渋柿だが、よく熟しているからスプーンですくって食べられるだろうと言われた。
たまたま買い置きしてあったバナナと並べたら色彩が鮮やかだったので、スマホ写真を撮ってみた。#くらむせかいへ pic.twitter.com/37nNyHw8as
内心、ちょっと面倒なことになりそうな予感がした。というのも、去年は国道157号線沿いの「JAぎふ糸貫農産物販売所」というところで特売品をゲットしたのであったが、これはたまたま販売所の人が特売品を持ち込んだちょうどその場に遭遇したからで、そんな偶然が何度も続けて起きるわけがない。
しかし、かといって行かなきゃ絶対買えない。内心しぶしぶ車を出した。身内に言われて車を出すとき、しぶしぶじゃないことの方が珍しいが、それは心の中で思っても口には出さないことにしている。
印象的な「JAぎふ糸貫農産物販売所」看板塔 の写真は、今回は光線の加減で撮りそこねた。国道を右折して駐車場に入らなければならなかったから、それが最優先だ。
去年と同じオレンジ色が印象的なテント。
去年と同じで贈答品がメインだった。去年と同じで高かった。
廉価品はあるにはあったが、500円とややお高めだった。これを参考価格にするということで、よそも回ることにした。なにせ即売所はR157沿いに、いっぱいある。
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次に行ったのは道の駅「富有柿の里いとぬき」。去年はここに最初に来た。印象的な看板塔は、駐車場から光線の角度がちょうどよかったので今回も撮ってみた。右折して駐車場に入らなければならないのはここも同じだったが…と天丼するほど面白いネタじゃありませんでしたねすみません。
ここもメインはお遣い物で、高かったが…
300円、400円の値札のついた特売品の店頭在庫が、まあまああった。
3袋、購入。身内は300円のを買うつもりだったが、レジで「これは400円です」と言われていた。袋に黄緑色の印字がないのが300円だそうな。
「それでもさっきの500円よりは安いじゃないですか」とかなんとかなだめた。去年は200円で買えたのだが、そっちは黙っていた。うっかり口にすると「もっと探す」とか絶対ややこしいことになる。
他にもなにやら買い物していた。身内は道の駅や高速道路のSAが大好きなのだ。
これで引き返せればよかったが、R157の道路案内に「富有柿の里いとぬき」と並んで、道の駅「織部の里もとす」の案内標識も何か所か出ていた。
そっちにも行ってみたいと要望された。なんでも谷汲山華厳寺というこのあたりでは有名な古刹に参拝に行くとき、立ち寄ったことがあったのだそうだ。
マップで調べて見ると、同じR157沿いで10分もかからぬ場所だった。
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行ってみた。濃尾平野と奥美濃の山塊の、ちょうど境界あたりに位置していた。
ここは左折で入れた。
真っ赤なドウダンツツジの植え込みの向こうに見えるのは、「山門ギャラリー」というこの施設のシンボル的な建物だそうだ。
この日訪れた商業施設の中では、ここがダントツに立派だった。
道路情報館。
ジビエ食品の売店。「6次産業」って何だろう?
追記:
ブックマークコメントで b:id:BUNTEN さんから "生産(一次産業)から加工(二次産業)・販売(三次産業)まで全部やるから1+2+3で6次産業らしい" と教えていただきました。ありがとうございます。IDコールお騒がせします。
言われてみれば、私もどこかで聞いた覚えがかすかにあります。
追記おわり
顔出し看板。
この写真左側の屋内が…
メインの物販スペースだったが、あとでゆっくり回るとして…
右側のオープンスペースに、すごい量の柿が並んでいた。
甘柿。地元名産の富有柿ばかりである。他の品種があったかも知れないが、よく探してない。
値札はたぶん重さに応じて10円単位でつけられていたが、「富有柿の里いとぬき」とそんなに差はないようだったので内心ホッとした。
渋柿。
分量はあったけど、それほど安い金額でもなかったような。
富士柿という品種。
POPを文字起こし。
熟し柿としてトロトロになるまで待ち
スプーンですくって食べると
ゼリーのような食感でとても美味しい
知ってたけど、そういう食べ方アリなんだと再確認。
柿の品種の一覧。富有柿と富士柿の文字が見える。
その他、物販スペース内外に並んでいた商品たちを。
薪!
岐阜県は、愛知県と並んで花卉生産も盛んなようだ。決して花卉〔かき〕と柿〔かき〕とダジャレたかったわけではない。
岐阜みやげの銘菓たち。
近年「岐阜タンメン」のチェーン店舗をよく見かけるようになった。昔はなかったはずだが。
真ん中の「若鮎の紅梅煮」は 先月末に岐阜公園の菊人形・菊花展 というのを見に行った帰りに買ったが、何十円か安い値札がついていたことを身内がぶつくさ言っていた。
子持ちきくらげ という謎の商品は、今年の2月に道の駅「月見の里南濃」というところで買ったことがあった。内心「山のもんか海のもんかどっちじゃーい?」と突っ込みながら、味は決して悪くなかった。
アユの甘露煮。
身内は渋柿どっさりと…
他にもいろいろ買い込んでいた。道の駅好きとは言え、さきの「富有柿の里いとぬき」と合わせてこれだけ買い物するのは珍しいかも。いいけど。
その他、1コーナーだったけど織部焼コーナーがあった。こういうのをタイトル回収というのだろうか?(いわない
せっかくだから、商品と値札を何枚か接写してみよう。
今回は入らなかったけど、敷地内には織部展示館という施設もある。公式HPによると、戦国武将で茶人の古田織部は、本巣市の山口というところの出身なのだそうだ。
また随所に顔を出すキャラクター「さすけ」のネーミングは、織部の幼名「佐介」にちなむと思われる。