カレンダーの入手元は長年安定していたが、直近何年かでそれまでくれていたところがくれなくなって、入手元変更を余儀なくされた。その自分用メモである。
個人的事情として年間カレンダーは壁に貼るタイプと名刺大カードタイプ、それから月間カレンダーで卓上タイプの三種が欲しい。それらの需要はだいたい無料で満たされ、余計に貰った分は古紙に出すというある意味ぜいたくなことができた。
まず壁に貼る年間カレンダーで、ちょっと苦労するようになった。三、四年前から、それまでくれていた新聞販売店がくれなくなったのだ。
これは比較的安易に解決できた。実家が法人をやっている関係上、銀行が持ってきてくれる。それを1部貰えばよかった。
銀行名は隠すことあるまいと判断した。
次に名刺大カード型。カレンダーはスマホで見れるが、電源を入れなくてもいいので財布に入れて重宝している。
これまでは行きつけの書店で貰っていたが、書店の廃業が相次いでいることは周知の通り。「荒廃が進んでいる書店に入るのが苦痛、ネトウヨ化が進行している書店に入るのが苦痛、ゾーニングが不十分な書店に入るのが苦痛」なんて三か条を掲げている頃はまだよかった、今にして思えば。
これも実家が銀行から貰っていることがわかったので、去年から譲ってもらうことにした。個人客用にも、窓口に行けば山積みにしてあると思いたい。確認はしてないけど。
しかし新聞や書店ほどではないにせよ、銀行も昔のような殿様商売ではないと言われる。傍証として、個人用にかつて愛知に唯一本店のあった旧都市銀行の口座を持っている。当時の勤め先から、そこを指定されたのだ。だがその旧都銀はメガバンクに統合され、以来支店の統廃合が進んでいる。拙宅最寄りの支店も今年の2月でなくなってしまった。メガバンクでさえこの始末だから、地方銀行、信用金庫はいかばかりであろうか。まだペイオフを心配するほどではなかろう(と思いたい)けど、カレンダーをタダでサービスしてくれる時代がいつまで続くかは心細い。
もう一件、月間卓上カレンダー。仕事机で見るためのものである。これも新聞店から貰っていたが、今年はくれなかった。これは100円ショップで買うしかなかった。
逆に言えば、百均で買えそうにない年間カレンダーは、どうすればいいのだろう? パソコンでプリントアウトしようか?
話を戻して、お金を出して買う以上、自分の希望を貫きたい。私の希望は次の三か条である。三か条好きだな。
- できるだけ日付の文字が大きい
- メモ書きできるスペースは広い方がいい
- 前月、次月のカレンダーも小さく載っていた方がいい
ささやかだと思うのだが、案外これらの条件に合うものが少なかった。いちがいにデザインに凝り過ぎなのだ。壁掛け用の大きい版はシンプルなのが多いのに。
百均を二軒ほど回って、やや妥協気味にこんなのに決めた。推し、いないんだけどな。だけどそれ以外は、まあまあだと思ったので。
ところが上のものを買ってから2日ほどして、同じ100円ショップの別の店で、もっといいものを見つけた。文字の見やすさが格段に違うではないか! メモ書きできるスペースも広いし。なんで店によって品揃えが違うんだ?
ちょっと迷って、110円くらいならまあいいかと思って買い直した。
推し活カレンダーのほうは別の場所に置けばいいやと思いながら、狭いアパートのこと、どこに置くかはまだ考え中である。
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