ごくたまにやる空想新製品ネタです。ただし私の妄想が実現したためしはありません。
能登半島地震の避難所で、避難者が飲料水確保のためやむなく自動販売機をサンダー(回転ノコギリ)で切断し商品を取り出したのを、大手新聞社が「組織的な窃盗」と誤報したというニュースがあった。
元記事は現在公開停止とのことなので、多くの情報をまとめていた電脳藻屑(id:nou_yunyun)さん の記事を代わりに貼ります。通知お騒がせします。
メディアにはただちに検証記事を出してほしいと望む。それはそれとして、今般の災害では避難所になかなか物資が行き渡らないと報道されている。自販機内のストックだけでも開放できたら、助かる避難者は少なくないのではなかろうか。
こんなことを考えた。自販機メーカー各社には、暗証番号で開扉するナンバーロックを搭載することを検討していただけないだろうか?
ざっと考えたスペックは、以下の通り。
- 商品補充・現金回収など通常のメンテナンスは、従来通りシリンダー錠で行う
- ナンバーロックは、自販機が通電している間は使えない。電源が遮断されたときだけ、ナンバーロックに暗証番号を入力すれば開扉できるようにする
- 暗証番号は地域ごとに一律とし、メーカーがネットなどで発信する。また暗証番号は変更可能とし、開扉された自販機は破壊されることなく災害から復旧した後は再利用可能にする
- 非災害時に故意に電源を切断するなどした自販機荒らしを予防するため、暗証番号の桁数は多めにとる。また「総当たり法」に対抗するため、00…0、11…1、22…2など特定の番号が入力された場合にはナンバーロックがそれ以上回せなくなるような機械的工夫をする。
他にも思いついたら追記する予定。被災者は助かるし、メーカーや設置者も自販機を壊されずに済むし、また国などが音頭を取らなくても単独のメーカーでも商品化可能だし、もし商品化すれば自社のイメージアップに役立つはずだし(「夜間電力利用」「節電」などを謳う自販機は、現実によく見かける)一石何鳥にもなると思うのですが、いかがでしょうか?
イメージを膨らませるため、いらすとや さんから画像をお借りして加工したものを載せます。加工は利用規約の範囲内のはずです。
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追記:
コメントやブックマークコメントで教えてもらいました。コンセプト違えど「災害対応自販機」すでに各種あるんですね、やっぱり (^∀^:
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