自己満足的数独(ナンプレ)のプレイ記録である。私の場合、数独記事を上げるときは、なにがしかの高揚感に包まれていることが多い。そしてその高揚が醒めると「あれっ?」となることが、ままある。
昨日付の拙記事には、行方向井桁2つと列方向井桁1つが同時に出現したのは初めてではなかったかと書いた。
だが自ブログを読み返して再考すると、厳密に言えば行方向井桁×2+列方向井桁×1が全く同時に出現したわけではなく、7についてまずFa・Ga・Fb・Gbの列方向単純井桁と、併存する(ABDE・cefi)行方向4連井桁が出現し…
これらの井桁が候補の数字を消したことにより、Ac・Bc・Ae・Beの"列"方向単純井桁が発覚したと解釈すべきだった。行方向か列方向かの解釈は、状況の進行に伴って入れ替わることがあるのだな。なおFa・Ga・Fb・Gbは独立井桁(ローカル呼称)となる。
井桁を構成するマスは濃いめの橙で、井桁が候補の数字を除去するマスは薄めの橙で、背景色を着色している。
それはそれで面白い展開ではあったのだが、そうすると3つの井桁が"同時"に出現したのはこれが初めてではなく、すぐ前のニコリ『超激辛数独6』48でも同様の展開が見られたのだった。他にもあったか知れない。
目印のためアソシエイトのブログカードを挟みます。
改めて『超激辛数独6』P55 48。作者 Nonko さん。難易度Level10+、初期値を背景色黄色で示す。
まずは初等解法で埋められるマスは埋め、埋められないマスについては候補として入りうる数字のメモ書きを書き尽くすことを試みる。その際、井桁のチェックも同時に行う。
実は次のスクリーンショットの手前でDa・Ha・Di・Hiに7の行方向単純井桁を見つけていたのだが、説明は省略する。
2のチェックを行ったところ、Ba・Da・Bi・Diに行方向単純井桁を見つけた。併存する列方向井桁は(CEFGI・bcdfg)の5連井桁である。
残った2の候補を整理したところ、今度はFd・Id・Ff・Ifに行方向単純井桁が発覚した。併存するのは(CEG・bcg)列方向3連井桁とBa・Da・Bi・Di独立単純井桁である。
すなわちこの局面を、行方向井桁×2+列方向井桁×1の同時出現と解釈することもできたのだった。なんでこの問題を先にネタにしようという気を起こさなかったのだろう私は??
結論を急ごう。1~9すべての数字について空白マスに候補の数字を書き尽くしたところ、b行Db・Fbに3・4 2国同盟が、D列Db・Dd・Dfに3・4・5 3国同盟が発覚した。
後者がDhに8を確定させたことをきっかけに、多重選択の連鎖的解消が始まった。
得られた最終形を示す。Solutions P113と一致している。
同ページHintには
Ba・Da・Bi・Di…2井桁
Da・Ha・Di・Hi…7井桁
Da・Di…2・7予約
と書いてあった。
1行目は、ブログカード後2枚目(4枚上)のスクリーンショットに対応している。
2行目は、省略したと書いた局面である。
3行目は、ブログカード4枚目(2枚上)のスクショで確定した8をD列から消すと、そうなるけど、ヒントとして適切な記述だろうか? そういう疑問を感じること、たまにあるけど。
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