しいたげられたしいたけ

空気を読まない 他人に空気を読むことを求めない

映画『若おかみは小学生!』を観るためイオンシネマ大高に行ってきた

日記がメインで、映画レビューが主目的の記事ではありません。

私のネット観測範囲では、映画『若おかみは小学生!』の評判が、やたらと高い。ひょっとしたらカメトメ以上かも知れない。

ぱっと思い出せたところでは、ホッテントリのトップに駆け上がった「プリキュアの数字ブログ」の id:kasumi19732004 さんの記事であるとか…

prehyou2015.hatenablog.com

「ぐるりみち」の けいろー(id:ornith)さんであるとか…

blog.gururimichi.com

「ぐわぐわ団」の まけもけ(id:make_usagi)さんであるとか…

www.gw2.biz

言及失礼します。もう絶賛じゃないですか、みなさん。

他にも読んだはずだけど、すぐには思い出せません。すみません。

ただし映画はあまり観る方ではないので、ここまで言われてもスルーすることはよくある。だが今回は、ちょっと時間があったので、上映館を検索してみた。

スクリーンが密集している名古屋駅前の他に、大型ショッピングモールとしては多分拙宅から一番近い「イオンモール大高」に入っている「イオンシネマ大高」というところでも、やっているようだった。そう言えばここはまだ一度も行ったことがなかったんだった。いやモールでうちから一番近いのは「ヒルズウォーク徳重」というところかな? 他人にはどうでもいいことですね。すみません。

せっかく近いんだから、一度くらいここで観てみようと思った。日記がメインというのは、そういう意味です。

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久しぶりのイオンモール大高。検索したら ブログに書くのは三年ぶり だった。来たのも三年ぶりってことは、ないはずだが。

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近いのにあんまり行かないのは、うちからだとアクセスが国道23号線という、やたらと交通量が多い道路になるからだ。以前、事故記事を二回続けて書いた ところだ。しかも休日には必ず周辺が渋滞する。今回はスクーターを使ったが、片側3車線で信号のない区間が長いので、他の車が「高速じゃないんだぞ!」というくらいスピードを出しているから、危なくて仕方がなかった。交通事故で始まる映画を観に行くのに、自分が交通事故を起こしちゃかなわん。

 

イオンシネマのポスター。

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モール内。

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「オレンジコート」という文字が見えるが、通路に広場みたいになったところが何箇所かあって、それぞれに「グリーンコート」「イエローコート」など色の名前がついているということらしい。

余計なことをぶつくさ言うと、ここに限らずモールのホームページは情報過多で読みづらいことこの上ない。トップには直近のイベントの宣伝が並び、「なんとかコート」というのが何かなど、あまりなじみのない客が基本的な情報を調べるのに、どこを見たらいいのかがわかりにくい。最初「ファッション」「飲食店」「日用雑貨」など店舗の色分けかと思ったら違った。そっちは緑がなくてピンクがあるなど、似ているのに微妙に違うから、まぎらわしいのだ。今回はけっきょくHPからではなく、Google トップから検索したほうが目的の説明にたどり着くのが早かった。

と、文句を書いておくと、関係者が見て検討してくれないかな。

 

このオレンジコートという小広場を目印にすると、イオンシネマの入口がわかりやすいようだ、と次に来る機会のための自分用メモ。

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なお館は、カメトメの時ほど混んでいなかった。予約しなくても観られた。一応、空席状況は事前にネットでチェックしたけど。

 

肝心の映画の感想を少々。つか例によって、他人のあまり書いてなさそうなことを狙って書いてみよう。

この映画がなぜ、おっさんを泣かせるのか?

おそらくは主人公と同世代の子どもより、上の世代の人間のほうに、なぜこの映画が響くのか?

主人公の「おっこ」こと関織子はじめ、この映画に登場する主要な人物は、みな過去に、深刻な心の傷となる経験を抱えている。

だが、その状況が詳しく描かれるシーンは、映画中にはない。

「おっこ の両親が事故死したシーンはリアルだったじゃないか?」という反論があるかも知れない。しかし おっこ にとって本当に厳しかったのは、事故の後に両親が亡くなったという現実に直面したときと、そして葬式、事後処理、身の振り方の決定と引っ越しなど、事故の日に続く何日か、何ヶ月かだったであろうことが、自然と想像できるのだ。

もちろん映画の尺で描き切れるものではないが、年長の視聴者は自分の経験と記憶に照らして、物語のそういう補完をすることができるのだ(少なくない数の小学生も、そういう経験を持っていることだろうが、彼らの内面を想像することは、ちょっとつらい)。

幽霊の「ウリ坊」こと立売誠、「ミヨ」こと秋野美陽が落命したシーンは描かれていない。「すいりょうさま」ことグローリー水領が失恋したシーンも、かなり抽象的なものである。

話はズレるけど、水領さま っていいキャラだよね。初登場の占いのシーンからして、「これ何のアニメだったっけ?」と思ってしまった。

いいキャラと言えば、「ピンふり」こと秋野真月の初登場も、言い古された形容だけど「キャラが立っていた」し…いや、春の屋旅館に次々とやって来るどこか風変わりな客たちは、みな初登場のシーンが印象的だった。

そしてクライマックスのシーン、おっこ がトラウマのフラッシュバックに襲われる場面だ。そうした個性的な登場人物たちが集結し、もし私だったら、やってほしい、と思うだろうことを、やってくれる。

ただそばにいてほしい。

私の数多い悪癖の一つに、感情が高ぶると他人が引くことを言うというのがあるので、自重すべきだとは思うが、ちょっとだけ。本来なら、悲しんでいる人がいたとき、親しい人を亡くした人がいたとき、黙ってそばについていることは、私がやるべきはずだったことでもあるのだ。その務めを果たしたとは言えない記憶が、つらい。

一言で言えば、描かれていない部分を想像で補完させることが、この映画のテクニック、スパイスの隠し味じゃないかと思うのだ。ラストに起きると予想させた悲しい出来事も、実は結局描いていないんですよ。

 

細かいところでは、水領さま の気晴らしにつき合って おっこ がモールで買い物をするシーンが好きだなぁ。往路のハイウェイで おっこ がフラッシュバックに苦しむ場面の直後なので、脳内スイッチを切り替えるのにちょっとだけ苦労したけど。私はファッションがまるでわからないが、水領さま と おっこ が次々と試着する衣装のデザインが、どれもとても素敵に見えた。

物語の後半で、食事のメニューのアドバイスを求めるため、おっこ が秋好旅館に 秋野真月 を訪うシーンも好きだ。真月 の部屋は、まるで貴族じゃないか! 真月 は登場するたび「こんな小学生おらへんやろ!」と突っ込みたくなるキャラではあるが、それが極まった感じ。直後、春の屋旅館の料理人「こうさん」こと蓑田康之介に対しての「小学生のアドバイスを疑問なしに受け入れるんかい?」という突っ込みを入れるのが野暮に感じられるからいい。

 

なお映画『若おかみは小学生!』に関しては、今回自分のレビューを書こうと思って、検索してヒットした 伊藤つくし(id:itoutsukushi)さんのレビューが、詳細かつ抜群と感じました。「こういう視点もあったのか!」と驚かされました。いやはや「はてなブログ」には、すごい人がいっぱいいる。

勝手ながらリンクを貼って紹介させてください。もし不都合あれば何らかの方法でご連絡ください。

itoutsukushi.hatenablog.com

itoutsukushi.hatenablog.com

   *       *       *

イオンモール大高の 3F にはフードコートがある。ピークの時間が外れていたから、わりあい空いていた。

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おっさんは肉が好きなのだ。「柿安」というのは桑名市に本店がある肉の専門店である。

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ビーフカツ丼というのをいただいた。確か850円(税別)。これでもメニューの中では比較的安かったほうである。

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