なんの変哲もない近所の神社への、勝手にやっている代参である。今回は3週間100回限定の予定である。
前回のエントリーの最後のほうで、「フェンスの向こうに、ちょっとチャーミングな公園がある」と書いた。引っ張るほどではないので、今回紹介する。
大蔵池公園という公園である。名前の通り、公園の中心に大きな池がある。
風が強いので、噴水の水が煽られている。
元はこの地域にありがちな農業用溜め池だったと思うが、現在では周辺は住宅地になっているので、現役で灌漑に利用されているようには見えない。
代わりに周辺の市民の憩いの場になっているのだろう。
「憩いの場」という紋切り型はよく使われるが、「憩っている」というのはどういう状態なのだろうか? 知らないんだったら使うなよ >自分
南側の堤防の上から東方を眺めると、今回の参拝先である桜ケ丘神明社の、茶色い社務所が見える。
池のほとりの遊歩道を時計回りに歩き、まずは西南隅に移動する。
花壇の植えたてと思われるパンジーを接写してみた。
花壇の向こう側に見える公園の見取り図を接写。
小さくて読めないが、下の方のスペースに「時計塔」、左の方に「万葉の森」「四阿」などの文字がある。
時計塔。
池の西側、公園見取り図で下側の遊歩道を、「万葉の森」方向を目指して歩く。
振り向きざまに北西から池を撮ってみた。
万葉の森では、ウメが見頃を迎えていた。
四阿〔あずまや〕。市民はここで憩えばいいのだろうか?
ウメも鮮やかだったが、もっと目を引いたのは、遊歩道沿いの植え込みかな?
「ボケ(バラ科)」
接写。
大蔵池公園の北端には、水源と思われる場所がある。
昔ここを見に来たときには、この金属製のヘッドの下から、こんこんと水が湧いていた。昔と言うのは、私がこの市に引っ越してきた10年ばかり前のことである。
街中のことで、あまり奇麗な水とは言えなかったが。
ところが最近の何年かは、ここに来るたびに見ているのだが、湧いているというほどの水量がない。
地下水の水位が変わったとかだろうか?
湧いた水はこの水路を経て池に流れ込んでいた。
だが池の水が涸れるということはないようだから、おそらく池の底からも水が湧いているのだろう。
なおこの池から溢れた水は、大蔵川という小川となり、市内で皆瀬川という川と合流する。さらにその先は、境川という二級河川になって、衣浦湾に注ぐそうである。
池のほとりをさらに時計回りに、南東隅を目指して歩く。
憩っているらしい人がいたので、失礼ながら振り向きざまに。
道を隔てた丘の上に、参拝先の桜ケ丘神明社。
さあ、お参りをするか。
石段を上り切ったところ。
門柱。
丘の下からよく目立つ、茶色い社務所をいろんな角度から撮ってみた。
悪いけど小屋だよね、やっぱり。
入口。
扉に張ってあった張り紙。祭礼が10月にあるようだ。
今回も参拝は5回。前回のエントリーに予防線を張ったように、毎日は絶対来れない。週末にまとめて取り返すことになると思うけど、始めたばかりということで。
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