新型コロナウイルス新規感染者数の Google スクリーンショットによる定点観測は、気まぐれと銘打ちながらツイッターの方では毎週日曜日スクショ採取が恒例化しつつある。
ブログの方には2週間に一度のペースでまとめている。まだそんなに長続きしているわけではないが。
前回はこちら。
今回は10月第2週と第3週のスクショを貼る。
日本。9月12日と9月19日。
韓国。同じく12日と19日。ツイッターには18日のグラフを貼ったが、19日のスクショも撮れたのでブログには19日のを貼る。
台湾。12日と、なぜか17日のグラフしか撮れなかった。
モンゴル。11日と18日。ツイッターには1ツイート画像4枚までという制限のため貼ってない。
今回もここで箸休めのためアジア北東部の白地図を再掲。
東アジア大陸全図の白地図 | 白地図専門店 より、一部をトリミング
ベトナム。12日と19日。
シンガポール。12日と19日。
インドネシア。12日と19日。
フィリピン。12日と19日。
タイ。12日と19日。やはりツイッターには貼ってない。
マレーシア。11日と19日。普段はツイッターには貼らないけど、先週と今週はスパイクが発生したってことで例外的に貼った。
白地図専門店さんの東南アジア白地図を再掲。
東アジア大陸全図の白地図 | 白地図専門店 より、一部をトリミング。
前回(9月6日付)と比べた特徴として、マレーシアの9月11日のグラフにスパイクが発生して、それが19日には鮮やかに抑え込まれていることが見て取れる。人口約3,000万人の国で1日200人近い新規感染者というのは多いし、それが2週間でこんなに頭打ちになるというのは注目すべきことではないだろうか?
マレーシアで何が起きたのか、それに対して何をやったのかという報道は、日本語で検索する範囲ではヒットしなかった。英語メディアも読まなきゃダメかな。
韓国の状況については、一昨日(9/20)の朝日新聞朝刊に、こんな記事が載っていた。私は紙面で読んだが電子版記事もあったのでリンクを貼る。大邱市の抑制事例に関しては、すでに書籍が出版されているんだ!
私のウォッチ対象には入れていないが、オーストラリアの新規感染者数グラフは第2波のピークが高く、日本のグラフとわりあい似たものになっている。ただし第2波は収束に向けたカーブを描いており、日本のような高止まりの傾向は示してはいない。
オーストラリアの情報は、検索すると比較的多く記事が出てくる。また朝日だけど日付が新しかったので、一つだけリンクを貼る。
オーストラリアの場合、第2波はメルボルンを中心都市とするビクトリア州を集中的に襲ったそうだ。メルボルンではロックダウンを期間延長したため抗議デモが発生するなど混乱が見られたとのことだが、それでも最新グラフを観る限り、効果は表れているように思われる。
鮮やかな抑え込みに成功した国のグラフを眺めていると、「ハンマー&ダンス」という言葉を、つい思い出してしまう。小池百合子都知事が提唱したんだったっけ? 個人的にはあまり好きな言葉ではないが、「スパイクを集中的に抑え込みつつ経済を回す」という理念は読み取れる。
問題は、言葉はいいけど実態が伴っているのか、ということだ。ちゃんとやっている国には、ちゃんとした政策があるようだ。日本の場合「ハンマー」に相当する政策とは具体的にどんなものか、ぱっと思いつかないところが心細い。
追記:
貼るのはすぐだから、オーストラリアのグラフのスクショも貼っとくか。後で思いついたので日付が新しく9月20日のものだけど。
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