ツツジは育てやすい木とみえて、今の時季、見ようと思えば生垣でも路側帯でも、ぎっしり花をつけているさまがいくらでも見られる。
だがあえて「ツツジの名所」と自称他称しているところに行けば一味違うんじゃないかと考えて、去年は検索してヒットした愛知県一宮市の浅野公園というところへ行った。戦国武将の浅野長政の邸宅跡を公園に整備したところとのことだった。
東海地方で拙宅または実家から近いところとして、もう一件、岐阜県大垣市の浅中〔あさなか〕公園というところがヒットしていた。今年はそこへ行ってみることにした。
運動公園の敷地内にツツジなど花を植えているところらしい。弊ブログで何度かネタにしている神戸町のばら公園も、そんなところだった。
そんなわけで、来てみた。
多分ここのシンボル的存在であろう時計塔が出迎えてくれた。
折よく花の盛りであった。
が、先走って書いてしまうと、ツツジがいちばんみっちり植えられていたのは敷地周辺であり、歩道から水路を隔てていたので接近できないのが恨みだった。
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順を追って書いていくと、公園には陸上競技場や野球場があり、おそらくそれらの利用者向けに広い無料駐車場が用意されていた。この日はイベントがなかったからであろう、駐車場はガラガラだった。
敷地内では、主に陸上競技場の外壁に沿って、ところどころにツツジなど木花が植えられていた。
ツツジ以外にも、ツバキが咲き残りを一輪だけ残していたり。
陸上競技場の外周はジョギングコースになっているようだった。光線の都合上、振り向きざまに撮っています。
これでも、つか我ながら信じられないことに、学生時代には運動部に所属していた時期もあった。それゆえ不意打ちされると心揺さぶられる風景である。
このあたりにもツツジとツバキ、灌木と高木のコンボがあった。
駐車場は陸上競技場の西側にあり、陸上競技場の左端に向かって歩いている。
左端に近づくにつれて、立派なツツジの植え込みが目立つようになった。
濃いピンク、白、薄いピンクの花は、別々の木に咲いているものだとばかり思っていたが、ひょっとして一本の木が何色もの花を咲かせているのだろうか?
この木なんか、ぜってー薄いピンクの花の中に濃いピンクの花を咲かせてるよね。
敷地の東端の、最初のほうに貼ったツツジの列を敷地の内側から見たところ。
手前のオレンジの花を接写。
ということで、ここから駐車場に引き返した。
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