昨日付の拙記事 で花の様子を見に行った萬葉公園へは、身内を同伴しなかった。理由はしょうもないことで、東海地方でカワヅザクラの名所としてヒットしたのは萬葉公園、岐阜市の粕森公園、それに大垣市の杭瀬川スポーツ公園…と説明したら、遮るように「行ったことのないところに行きたい」と返されたことだ。
キジも鳴かずば…よけいなことを言うもんじゃない。
粕森公園は 2月23日付の過去記事 でネタにしたところだが、そこには適切な駐車場が見当たらなかった。
それで、駐車場があるという杭瀬川スポーツ公園のほうに行ってみることにした。実家から車で30分ほどで行ける距離だった。
杭瀬川スポーツ公園は、杭瀬川の河川敷に建設・整備がいまだ進行中のようで、訪れた日にはフェンスが張り巡らされ重機が動いていた。
カワヅザクラは、堤防の一部に固まって植樹されていた。ざっと数えたところ5~60本あった。
どの木も根元に、こんなプレートを貼った金属の杭が打ち込まれていた。
植えられた年だとすると、それでももう8年ほど経っているということか。
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カワヅザクラはたしかに見頃だったが他に見るべきところがなく、これだけではなんとなく物足りない気がした。
それで、実家からの経路上にある百梅園を再訪してみることにした。
今シーズン1度目の訪問は、2月17日付の記事にした。早咲きのいくばくかが、辛うじて見られたのだった。
百梅園は南北2つの敷地からなり、南側は「浄化センター」、北側は「ふれあいセンター」と併設である。ふれあいセンターというのは公民館だろう。
前回は南側の敷地から訪れたが、今回は北側から先に行った。
紅白のシダレウメが出迎えてくれた。
前回に続いて今回も特産品販売ブースが営業中だった。
今回は立派なパンフレットが置いてあったので、1部いただいた。
敷地内の絵地図、品種名一覧、周辺の案内マップが載っていた。
ふれいあいセンターと特産品販売所の裏手に、メインのスペースがある。
スマホ写真のうち、比較的写りのよかったものを貼ってゆく。
掛かっていた品種札が読み取れたものについては、文字起こしする。
「白牡丹」。ある植物の品種名に別の植物の名前をつけるの、いいの? といつも疑問に思うのだが、そういうケースわりと多い。
「思いのまま」
「月影枝垂れ」
「鹿児島紅梅」
「道知辺」
「大盃」
「呉羽枝垂れ」
「鹿児島紅梅」またあった。
「白加賀」
「難波紅」
「鈴鹿の関」花がついてなかった。
これは品種札がわからない。一部源平咲きしていたから撮った。
「竜峡小梅」
「八重緑萼」珍しく接写がきれいに撮れた。
これも源平咲きしていたので撮った。やはり品種札は、わからなかった。
園名の刻まれた石碑。
敷地の西側を流れる小川に沿って、浄化センターの敷地に移動した。
小川の名前は、案内マップによると中須川というそうだ。
裸木はサクラだと思う。「早咲き」という札が掛かっていた。
「蓬莱」
「白玉梅」
「花座論」
「旭竜枝垂れ」
「桃園」
品種札が下がっていなかった木たち。
浄化センターの施設。左端に見切れている建物には「汚泥棟」、正面の建物には「管理棟」という文字が掲げられていた。
管理棟前の一番の早咲きウメ。今年を含め、2月中旬に2度ほどここを訪れたことがあったが、いつも満開で出迎えてくれた木だ。
花には寿命が終わると、サクラのように散る花、ボタンのように落ちる花があるが、ウメは朽ちる花のようだ。
そう言えば葉桜とは言うが、葉梅というのはあんまり聞いたことがない。いずれは葉を出すはずだけど。
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