TVのニュース番組などで、カワヅザクラの映像が流れることが多くなった。
うちの近所でも、もう見られるのだろうか? 自ブログ過去記事を検索すると、実家から車で30分ほどの一宮市の萬葉公園というところに、まあまあの本数があったのだった。一昨年、二度にわたってネタにしていた。
まだ早いかなという気がしたが、見なきゃわからないということで偵察に行った。
こういうとき身内を同伴することが多いが、咲いてなきゃがっかりさせるし、この日は天気が悪かったこともあって単独行だった。
ここは大きな無料駐車場があるのが、ありがたい。
右のほうに「萬葉公園」と刻まれた石碑。なぜか過去記事では撮ってなかったアングルだ。ごらんの通り花の気配どころか緑の気配もない。
カワヅザクラのあるエリアに移動する道すがら、かろうじて咲き残りのツバキを見つけた。
万葉歌を記した看板。「萬葉公園」を名乗るだけあって、このような看板がそこかしこに立てられている。
なお 2021年3月4日付のほうの過去記事 には、同じツバキの写真と万葉歌の文字起こしを載せていたのだった。
万葉歌の看板は、2度の過去記事でコンプリートしたわけではない。
道すがらに撮ったもので、被ってないものを載せよう。
うまら(のいばら)
道の辺のうまらのうれに
はは豆のからまる君を
はかれか行かむ
丈部鳥
まつ
一つ松幾世か経ぬる
吹く風の音のすめるは
年深みかも
市原王
駐車場からカワヅザクラのエリアまで、ちょっとばかり距離があったことを表現したいがための小細工であった。
残念ながら、まだツボミが固かった。
いくらなんでもこれだけでは物足りないから、ここには梅苑もあったはずということで、記憶を頼りにそちらにも行ってみた。
梅苑とっつきにあった「シロシダレウメ」。
品種名の札が掛かっていたのは、この木だけだった。
ちょい接写。
新元号「令和」の由来を記した説明書き。文字起こしは 2021年3月5日付のほう に載せた。
山上憶良の万葉歌と紅梅。やはり一昨年の拙記事に同じ木の写真を載せていた。
別の紅梅。
見頃の木ばかりじゃなかったということを示すために、ツボミのまだ固かった木の写真も。
おや、これも白梅だな。この苑の木は白梅より紅梅のほうが早咲きなのかな?
梅苑外周に、サクラの一種らしい高木が花をつけていた。
Google画像検索したが、品種名まではわからなかった。つかGoogle先生はめったに品種名までは教えてくれない。
だがどう見てもサクラっぽい。今日のところは、これで上出来と満足するべきだろう。
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