🍉しいたげられたしいたけ

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数独(ナンプレ)の解法「二国同盟」を使わないと解けない問題…かな?

ブログ材料準備中に、とんでもないニュースが飛び込んできた。

万が一にもあやふやな情報を増幅拡散させる結果につながってはいけないので多弁は避け、今は謹んで亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、暴力やテロは絶対に許されないとだけ記すことにします。

 

直近の数独シリーズを書き始めてから、並行して数独の中級以上の解法をネットで検索して調べている。そのうち「二国同盟」と称される方法は、だいたいマスターできたんじゃないかと思う。

だが私が手をつけてみようと思うような初~中級程度の難易度の問題だと、自称「飛車にらみ」、自称「一気通貫」、自称「どっちに入ってもこっちしか残ってないだろう」の三つだけで最後まで解けてしまいそうなものばかりだった。

ところで「*国同盟」や「*-wing」という名称が各サイト共通で使われているところを見ると、これら三解法についても正式な名称があるかも知れないが、調べきれていないので拙記事ではこのまま使い続ける。

 

「二国同盟」を使わないと解けない問題はないかと思っていたら、7月8日付朝日新聞朝刊(名古屋本社版25面)に掲載されていたものが、どうやらそれらしかった。少なくとも私がよく使う三解法だけでは、最後まで行けそうになかった。

例によって初期値を背景色黄色で示す。難易度表示は星5つ中4つだった。

背景色黄色以外のマスで数字を入れたところは、「飛車にらみ」で埋めたものだ。これ以上はどうも埋められそうになかった。

 

そこで、覚えたての「二国同盟」が使えないか試してみた。

左側中段の3×3ブロックに着目すると、5の飛車にらみが効かないマスと…

 

7の飛車にらみが効かないマスが一致していることに気づいた。

 

この2つのマスには5か7のどちらかが入るから、同3×3ブロック中の残りのマスには5と7は入らないに違いない、というのが「二国同盟」の考え方である。

 

そうすると左端の「57」の入ったマスの右隣のマスには、飛車にらみにより2を入れるしかない。続いてその下のマスには1を入れるしかない…ということで、この3×3ブロックのすべてのマスがたちまち埋まってしまった。

 

以降はよく使う三解法を使って、最後まで解けた。間違ってないよね、誰に訊く、といつもの文言をつけ加えつつ。

 

「二国同盟」「n国同盟」は、おそらく鉛筆を使ってマスに入る可能性のある数字を小さくメモしているうちに自然に思いついたものだろうと想像される。だが数ある数独の高度な解法の中には、どうやってこんなことを思いついたのか見当がつかないものもあるようだ。

いやはや、数独の愛好者の層のぶ厚さには、いつもながら驚かされる。