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木曽三川公園フラワーパーク江南にコスモスと秋の花を見に行った

週一か二週に一度、実家の様子を見に行っている。春と秋の気候のいい頃合いには、高齢の身内の無聊を慰めるつもりで車で近場の散策スポットに連れ出している。

先週は「木曽三川公園138タワーパーク」というところに行った。

www.watto.nagoya

www.watto.nagoya

 

その準備のため国営木曽三川公園のHPをチェックしたところ、同国営公園内にいわゆる公園らしい施設は13箇所あり、そのうちフラワーパーク江南というところはまだ行ったことがなく138タワーパークから遠くないことを知った。

今週はここに行きませんかと提案したら、乗ってくれた。

www.kisosansenkoen.jp

どうでもいいことだが、おそらくフレームを使っているからであろう、どの公園のリンクを貼っても同じブログカードが表示されるのが、なんとなく楽しくない。

 

石造りの門標。「江南花卉園芸公園」というのは上掲HPによると公園の正式名称で、「フラワーパーク江南」は公募による愛称だそうだ。言っちゃ悪いけど、訪問者からしたらどちらでもいいことである。

 

それよりここに着くまでに、内心ちょっと驚いたことがあった。直前に堤防道路のような道路を、わりと長く走った。だが堤防道路にしては、ちょっとおかしい。左右に家並みの屋根が見えるからだ。川は見えなかった。

そのうち「お囲い堤」という案内標識が目に入った。

運転中だったのでスマホカメラを使うわけにはいかない。検索したところ「はてなブロガー」の こうちゃん(id:setokouchan)さんのエントリーがヒットしたので、失礼ながらブログカード貼らせていただきます。通知お騒がせします。こんなの。

setokouchan.hatenablog.com

 

「お囲い堤」という言葉は、濃尾平野西部の住人であればピクンと反応するところである。ウィキペディアにも項目があった。

ja.wikipedia.org

 

日本有数の大河である木曽川は、愛知県江南市や岐阜県各務原市あたりまでは東から西に流れているが、その後ほぼ直角に流れを変え下流の愛知県愛西市や岐阜県海津市あたりでは北から南に流れるようになる。

流体力学や土木工学にはまったく詳しくないから間違っているかも知れないが、おそらくそれが原因で、このあたりで同河川は複雑に分流と合流を繰り返し歴史的には度重なる大水害を起こしていた。

10月13日付拙記事に書いた「三派川〔さんぱせん〕地区」という名称は、それを表現したものであろう。

また治水事業に関しては、宝暦治水の平田靱負や明治治水のデ・レーケという名前が即座に思い浮かぶが、尽力してきた人名のリストは膨大なものになるだろう。

だからこそ国営公園になっているのか。

このあたりのことは、どれだけ書いても話題は尽きなさそうだ。一方、自分の力の及ぶ範囲でちゃんと調べてまとめてみたい、まとめなければ、という思いも湧き上がる。

 

今は短く。おそらく近世における土木技術の発達によって、分合流の流域はそれ以前よりも狭い範囲に収めることができるようになったのだろう。その結果得られたのが、お囲い堤の左右に広がる住宅地であり、ほかならぬ138タワーパークやこのフラワーパーク江南の広大な敷地だったのだろう。それを考えたら腑に落ちるものがあり、また胸に迫るものがあった。同行者には言わなかったけど。

 

以下、園内で撮ったスマホ写真を淡々と貼ってゆく。

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敷地に足を踏み入れると、まず大きな植木鉢に植えられた満開の花々が目に入った。

公式HPの園内マップ によると、このあたりを「エントランス広場」と言うらしい。左奥は「水盤池」という池、右奥は「クリスタルフラワー」という名称の中心施設。

 

Googleレンズに尋ねるとヒャクニチソウ・マリーゴールドと表示されたが、確認のため検索し直すとヒャクニチソウとマリーゴールドは別物らしいのが気になるところ。

 

いちばん多かった鉢はインパチェンス(アフリカホウセンカ)。やはりGoogleレンズに訊いた。

 

色は違うが同じ品種のようだった。池をぐるりと囲んでいた。

 

無料駐車場は公園敷地の東端にあったので、東から西へと進んでいった。

池の周りにはメキシカンブッシュセージ(メキシカンセージ)。これは知ってた。

 

池を通り過ぎると「メイン花壇」というところがあった。

弊ブログ勝手に恒例、文字起こし。改行位置、変更しています。ルビ&欧文ある場合は省略します。以下同じ。

フラワーパーク江南のメインとなる花壇です。1年中花の咲いている花壇となるよう定期的に植え替えを行っています。

 

多くの品種が植えられていたので名前の検索は諦めた。

 

メイン花壇の西隣の「芝生広場」。広い!

 

FLOWER PARK KONANのゲート。接近するとハロウィンの飾り付けがなされていた。

 

ハロウィンの役物は、公園随所に設置されていた。

茶色の看板には

おねがい
●作品にはお手をふれないでください
 ※カボチャなどの装飾物も同様です
●撮影時にペットのリードを離したり
 作品・看板につながないでください
  たくさんの方に楽しんでほしいのです。
  ご理解とご協力をおねがいします

と書いてあった。この看板も随所に立っていた。

 

カボチャの鼻が顔出し看板になってるのかな?

 

額縁。ススキとコキアを背景とした撮影スポットということだろうか。

 

ようやくコスモスの花壇。

 

手前の看板は「秋のクイズラリー」という企画だった。他に何枚も立っていたが、貼っていくと手間がかかるので文字起こしと他のものの紹介はパスさせていただきます。

 

コスモスの品種名が書かれた看板。しかし品種札はごく一部にしか掲げられてなくて、どれがどれかわからなかったので、こちらも文字起こしはパス。

 

背の高い品種と背の低い品種が、並んで植えられていた。

 コスモス
'センセーションMix'

 

コスモス
'ソナタ'

 

背の低い株の方が、鮮やかな花をつけていた。

まるで花柄みたい!
いや、いわゆる「花柄」というものは、思った以上に写実的なのかも知れない。

 

背の高い株のほうは、接近するとツボミが多く目についたから、盛りはこれからかも知れない。よく言われるように、コスモスの開花時期は長めのようだ。

コスモス
'アプリコット レモネード'

 

コスモスの花壇を通り過ぎると、道標があった。

東西南北順に

風の庭・果実の庭・香りの庭
野草園
水の庭
河川敷・展望台エリア

と書いてあった。

我々は「風の庭・果実の庭・香りの庭」のほうから来たってこと?

 

もう少し西に進んだ。あとで案内マップを見るともっと西に野草園という施設があるようだったが、そこまでは行かなかった。

「Color border flower bed(カラーボーダー花壇)」。

 

4色の花が楽しめる花壇ということらしいが、この日鮮やかだったのは、この真っ赤な秋バラくらいだった。

バラ 'トゥルーブルーム'
'レッド キャプテン'

 

「Perennial Garden」。わからなかったので後で辞書サイトを参照したところ「四季咲き」ということらしかった。

 

この花が何なのかは、わからなかった。見た記憶あるような気がするのだが。

 

敷地を流れていた流水。さっきの「水の庭」というのと関係あるのかな?

 

シーツお化けの集団がいた。

 

スケキヨ!?

 

意地悪にも茂みの中を覗いてみた。

 

またしても道標。東が「エントランス広場」、西が「音の庭・水の庭」、北が「風の庭・果実の庭・香りの庭」。

エントランス広場に戻りつつある。

 

老巨木。

 エドヒガン(江戸彼岸)
  春の彼岸頃に花を咲かせる桜の中では最も長寿な品種のひとつです
 堤防周囲の「御囲い堤」の桜と同じ明治13年(1885年)に植えられたと推定され、令和2年現在、樹齢約135年と見られます。
 この公園を作る際、危険木と判断され伐採する予定でしたが、地元の皆さんの強い希望によってそのまま残すことになりました。
 これからも、この桜が花を咲かせるよう努力していきたいと考えています。
 皆さんも、ぜひあたたかく見守ってください。
 そして、春にはこの桜に会いに来てくださいね。
  現在樹勢回復のため治療中

 

春にはもう一度見に来い、ということか。

 

遊具。ブルーシートが掛けられ使えないものが多かった。

 

メイン施設「クリスタルフラワー」の中も、ちょっと覗いた。

 

掲示板。

 

正面に大きなハロウィンの役物があった。

 

左奥に無料休憩室があった。

 レストスペースは飲食の持ち込み可能です。
 どうぞ飲食・休憩にご利用くださいませ。
座席数に限りがございますので、混雑時の長時間にわたるご使用はご遠慮願います

 

奥にはワークショップというのがあって、成果物と利用料金が展示してあった。

 

施設を出たら、水盤池でミストが発生していた。

 

池面を撮ろうと接近したら、ミストの勢いはすごい勢いで衰えていた。ままならぬものだ。

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