今回の参院選では、外国人排斥を露骨に主張する政党が複数存在する。
現与党の候補者にすら、それを主張する人がいる。
このような現状を、深く憂いる。
すでにSNSにポストした内容であるが、自ブログにも書いておく。
外国人差別は、まず第一義的に人権侵害だから、やってはいけない。
そしてそれは、確実に自分で自分の首を絞めている。労働力不足を補うため「技能実習生」の名目で大量の外国人を招いたのは、他でもない日本国政府の政策である。
この「技能実習生」あるいは「外国人技能実習制度」という言葉を、あまりにも都合よく忘れ去ろうとしていないか?
もはや外国人労働力がなくてはならない業界は、現在日本に多数実在する。
外国人排斥を訴える者は、彼らが日本の法律を守らないと主張する。
日本の法律を守らないのは、日本人の側ではないのか?
直近のニュースのブログカードを1件だけ貼る。その気になって収集すれば、類似のニュースは膨大な数が集まるだろう。
2024年には日本の1人あたりGDPが韓国、台湾を下回ったというニュースがあった。外国人労働力の誘致で周辺諸国に力負けしていることも報じられている。それに加えて理不尽な外国人ヘイトをやっていた日には、日本の国力低下はとどまるところがないのではなかろうか。
繰り返すが、外国人に対する根拠なきヘイトは、それ自体が人権侵害だからやるべきではないというのが第一義である。
残念ながら、そのような理屈が通じない人が多数存在することを認識しているので、このような理屈立てを試みた。
理屈が通じない相手には、何を言っても通じないかも知れないが。
X旧ツイッターの 小林美穂子@xiaolinmeisuizi さんが、とても印象的なバナーを公開されていました。利用OKとのことでしたので、拙記事のサムネイルとしてお借りします。
参院選。デマやヘイトで分断をはかる候補者の言葉にモヤモヤする人、心を痛める人、でも何をしたらいいか分からないという人は、このバナーで意思表示しませんか?
— 小林美穂子 (@xiaolinmeisuizi) 2025年7月2日
腰に手を当て、気持ち足を踏んばって、しなやかにたくましく、私は差別に投票しない。イラストは金井真紀さん。#差別に投票しない pic.twitter.com/uHnWh6ANHo
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