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お百度参り五社め(33/100)

週末の半日ほどを費やして、近所の神社に勝手にやっているお百度参りのシリーズである。ただし先週と先々週は、ちょっとした用事があったのでできなかった。3週間ぶりである。

あまり意味はないことを自覚しているものの、無意識のうちにいくつか「縛り」ができている。徒歩圏内の神社からお百度をかけようというのも、その一つである。神社の数はコンビニより多いと言われるだけあって、まだ不自由はしていない。

1年と2ヶ月ほど前に、市内でトンネル工事をやっている現場のことを記事にした。比較的まっすぐな道路の前に立ちふさがるように阻んでいる丘陵を、ぶち抜こうとしていたのだった。丘陵にしてみたら、そんな道路を作ろうとしている人間の方が迷惑に違いあるまいが。

www.watto.nagoya

そこが最近、急速にトンネルらしい景観に姿を変えつつあったのだ!

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上の写真の右手前に、こんな看板が出ていた。

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市道桜ケ丘沓掛線 (仮)内山交差点~(仮)南下原交差点区間
平成30年12月以降 開通します

 

案内板の道路を隔てた反対側にあるコンビニ。

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トンネルに接近してみる。

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さらに接近してネット越しに。

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現在は立ち入り禁止になっているが、この工事中のトンネルの左側には丘陵に上る小径があり、その先に児童公園と、小さな祠があったと記憶していた。

そこになんとかたどり着けないかと、少しうろうろした。

丘を時計に喩えトンネルの先を12時とすると、9時の方向から頂上付近を目指す小径があるのを見つけた。

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その先に、記憶の祠があった。Google マップには「山の神神社」という名称が表示される。

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上の写真左奥の石碑を接写。

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ここも勝手に恒例、文字起こし。

山の神の由来
作りの神 農神とも言う
田の神が山に帰って山の神
になるといわれている.これは
農業を生業とする民の考え
方です 山の神は女神だ
とされ しかも一年に十二人
の子どもを産む生殖力ばつ
ぐんの神だといわれている
 御神体 山姫(山毘賣尊)
  大脇の彫刻家 濱島鍬一郎作
  昭和二十二年二月七日御正体

うーむ、病魔克服の祈念先としては、どうなんだろうという気もしないでもないが、ご近所なのに選り好みするのもヘンだからいいのか。

 

ちなみに祠の右側には児童公園が。

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遊具もある。なんで座布団が引っかけてあるのだろう? どこか近所の住人が干してるのだろうか?

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ブランコ。確かにこんな状態じゃ、人、来ないよね。

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正面に見えるのは、二社めとして参詣した八幡宮の杜である。「チンコ山」とか「モヒカン山」とか、さんざ失礼なことを言ってすみませんでした。蒸し返すのが失礼か。

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祠の右手奥はトンネルの天井部で、部分的にはすでに立ち入り禁止が解除され、反対側に歩いて渡れるようになっていた。

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右側看板の「通行止め」と書かれた方に、行ってみたくなったので行ってみた。

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ここが行きどまり。

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行きどまりから反対側を振り返ると、工事中のトンネルがよく見えた。

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ネットの上にスマホをかざして撮ったら、よく撮れていた。

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トンネルの天井まで戻った。工事用車両の駐車場のようになっていた。完成後は緑地帯になるそうだ。

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上の写真の反対側。市街地へつながる真っすぐな道が工事中である。

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ということで、今回の五社めとしては、この「山の神神社」にお参りすることにした。

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問題は参拝経路なのだが、丘を下る小径はほんの50mほどでやや広い道路に突き当たる。

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広いと言っても中央線も引かれていない道である。だが現在は迂回路ということで、めちゃめちゃに交通量が多い。

なにせ丘の反対側には、伊勢湾岸道とR23(名四国道)のインターがあるのだから。

経路を延ばしても、危ないだけのようだ。

小径の出口に「飛出し注意」の看板があったので、今回はこれを百度石代わりにしよう。

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スマホに最新エントリー…じゃなかった、直近の現状報告のエントリーを表示させ、参拝開始。

いらんこと言いだが、ここのところのホッテントリ連発は、驚愕以外のなにものでもなかった。

いや、もともと私は、あの圧倒的なまでの文章力、そして知性と感性に、魅入られるようにして読者になったのだった。

 

高低差はあると言え往復100mの参拝路なので、数ははかどる。前回はやはりちょっと延ばしすぎたのだ。今日は33回で一区切りにした。続きは来週以降に。

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