🍉しいたげられたしいたけ

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収集癖

二分法に関連して知的遊戯としての「仏語人」「独語人」分類

前回のエントリー で述べた「二分法」に関連する、まあネタ記事です。結論を先取りして書くと、次の二点だ。「我々が二分法を用いるとき、すでに前提として二分法がいくつも用いられており、そしてその前提となる二分法の存在はややもするとと見逃されがちな…

プラトンの『饗宴』と仏典『法華経』の構造が似てるんじゃないかと思っている

1月12日のエントリー に、オチが同じじゃないかと思っているフィクションを何組か挙げた。ちょっと昔のエントリーだが、2008年1月27日のエントリー には、源信『往生要集』の構造がダンテ『神曲』と似ていると言われることの他に、仏典『観無量寿経』の構造…

今のどこが面白かったかというと…

タイトルはわざとやってます。つかシリーズ化しちゃってます ⇒ 『今のどこが面白かったかというと…』 この『スーとお花ばたけ』という童話(のようなもの)は、「三島由紀夫はなぜ『卵』を好んだか?」を書いた直後に思いついて、パソコン通信の同じフォーラ…

思ったほど集められなかった言葉のコレクション二題

目次 形容矛盾 同義反復 形容矛盾 C++プログラミング〈Vol.1〉 (Computer Science Textbook)作者:ダイテル,ハーベイ M.,ダイテル,ポール J.ピアソン・エデュケーションAmazon『C++プログラミング【第二版】vol.1』(ピアソン・エデュケーション)って本のP20…

日本語におけるドイツ語起源と英語起源の外来語の奇妙な混交について

最初ブックマークコメントに書いたのだが、100字では収まらなかったので、更新が滞っている自分のブログのエントリーにします。 発端はこれ。 “ビール飲まない世代”が飛びついた「ホワイトベルグ」 異例のヒットにはワケがある | RBB TODAY 私の場合よくある…

日本語には肯定と否定がほぼ同じ意味で用いられる言葉がわりとある

ときどき頭をもたげる収集癖です。 「極まりない」≒「極まる」 失礼極まりない奴も失礼極まる奴も、失礼な奴には違いがない。 「ぞっとしない」≒「ぞっとする」 ぞっとするような廃墟に立ち入るのはぞっとしない。 「感に堪えない」≒「感に堪えた」 老齢の理…

日本語の翻訳名が説明的な漢字一文字をつけたがる傾向

ときどき発生する収集癖です。『21世紀の資本論』という本が、日本語版はまだ出ていないにもかかわらずメディアやネットでわりと話題になっている。日本語版翻訳者の山形浩生氏は「はてなー」だ。2か月ほど前になるが、こんなエントリーがホッテントリ入りし…

「夏」+「会えなくなった友達」の源流さがし

この増田経由です。思うと、僕の夏には必ず君がいたし、君の夏にも僕がいた。 それは、これか..でいつもの大喜利感覚で、『google:渡辺美里 夏が来た!』『google:ZONE secret base~君がくれたもの~』というブコメを投入した。他の人のブコメに『google:DE…