しいたげられたしいたけ

空気を読まない 他人に空気を読むことを求めない

11月13日付拙記事1万pv超え&はてブロランキング7位ランクイン御礼(と日本語数詞の特徴)

11月13日付拙記事『英語で言えない表現「11番目の」と「何番目ですか?」』が、おかげさまで弊ブログとしては久しぶりの1万pv超えと、「今週のはてなブログランキング」7位ランクインを果たさせていただきました。閲覧していただいた読者のみなさんに御礼申し上げます。

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pv1万超えは 9月16日付記事 以来…

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はてブロトップテン入りは 6月28日付 以来です。

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今回は直前直後にpvを集めた記事がなかったから、グラフのピークが孤立してるなぁ…月間50万pvを集めているブログだと、これが毎日なんだよなぁ…などと、さっそくネガティブなことを考えています。

自分用記録が目的の記事なので、読者登録していただいている方の新着情報をお目汚しするほどではないと考え、今回も日付をさかのぼって公開します。

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ときに 11月13日付の拙記事 には、多くのブックマークコメントをいただきました。こちらも感謝します。

多かったのが「10の固有語(ヤマトコトバ)に “トウ” というのがあるだろう」というものでした。この件は気づいてはいたのですが、タネ本の『ゲルマン語の話』に言及がなかったという、いわばヘタレな理由で言及を見送りました。

ほかにブコメでご指摘いただいた「20の固有語」= “ハタ” (ハタチ、ハタエ、ハツカ…)と合わせると、不思議な特徴が浮かび上がります。

日本語の固有数詞は、倍⇔半分の関係にあるもの同士で、子音が共通し母音のみが交代しているのです。

1 hi 2 hu
3 mi 6 mu
4 yo 8 ya
10 to 20 (ha)ta

この特徴は、日本語が韓国語など周辺諸国語と文法的には比較的よく似ているのに固有語ではあまり共通点が見られないことを論じた書籍の中で、日本語の固有語の特徴の一つとして指摘されていたのを読んだ記憶があります。ただしそれがどの本だったかは、調べきれていません。もしわかったら追記します。

 

日本語の固有語系の数詞と漢語数詞の奇妙(?)な混交についても、幅広く調べてみたいという気がしています。サンプルが少ないので、明快な結論が出そうな気もあまりしないのですが。

例えば日にちに関しては、2日 = “フツカ”、3日 = “ミッカ” … と10日まではヤマトコトバと助数詞 “カ” の結合で表され、11日からは “ジュウイチニチ” …と漢語+助数詞 “ニチ” に変化し、20日のみ “ハツカ”(דハタカ” の転化?)に戻り、30日は大晦日など限定的に “ミソカ” が生き残っているというイレギュラーが採用されています。

ところで 1日 = “ツイタチ” って、語源は何なんでしょうね?

 

人数に関しては、一人 = “ヒトリ”、二人 = “フタリ” までがヤマトコトバ+助数詞 “リ” で、それ以降は 三人 = “サンニン” …と漢語+助数詞 “ニン” が使われます。

私は岐阜県南部出身ですが、明治三十年代生まれですでに故人である父方の祖父が、何かの折に四人 = “ヨッタリ” と言っていたことを、かすかに記憶しています。“ミッタリ”、“ヨッタリ”…のような表現が、どこかの方言として現代も生き残っているかも知れません。

追記:

固有数詞の「倍⇔半分」の件、見つかりました。金田一春彦『日本語〈上〉』(岩波新書) でした。

日本語の数を表わす言葉の重要な性格は、「みつつ」に対して「むつつ」、「よっつ」に対して「やっつ」というように、倍の関係の言葉の発音が似ていることである。こういった言語がほかにあれば、これは日本語と同じ系統の言語であろうという有力な手がかりになるはずであるが、そういう言語はありそうでなかなかない。昔、市河三喜が、倍数関係で似た発音をもっている言語として、カナダの太平洋に面しているところに住んでいるアメリカ・インディアンのハイダ族の言語をあげたことがあるが、その言語のほかの性格が日本語とまったくちがっているので、到底同系の言語と考えられるようなものではなかった。もっとほかに、日本語と数の数え方などが近い言語があると、これは日本語と同系の言語かと疑っていいはずだ。

『日本語〈上〉』P53~54

日本語〈上〉 (岩波新書)

日本語〈上〉 (岩波新書)

 

追記の追記:

北斗柄(d:hokuto-hei)さんから「ついたち」の語源は「太陰太陽暦では1日が朔(新月)= 月が立つ」と教えていただきました。おお、なるほど! ご教示に感謝です!

“ツイタチ”と“ミソカ” - 北斗柄の占いについて思うこと

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