🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

歴史

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(中国編その2)

連番「その9」、通算では第10回目です。 01877/01877 CXX02375 わっと 中国のヒーローの条件2・部下が優秀 ( 3) 98/04/05 19:01 とくに副将が優秀。 ( 周 )文王・姫昌 …軍師の元祖・太公望呂尚(たいこうぼうりょしょ う)。子の武王発&周公旦e.t.c.(…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(中国編その1)

連番でいうと「その8」となります。ただし「その0」から始めるというややこしいことをしているので、通算では第9回目になります。 01876/01877 CXX02375 わっと 中国のヒーローの条件1・本人は何もしない( 3) 98/04/05 19:01 「日本のヒーローの条件」は…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その7)

日本編のラストです。 01866/01866 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件(終)動物に関係がある ( 3) 98/03/06 23:39 名前の中に動物の文字があるものも含めます。 (神話)日本武尊…鈴鹿山中に力尽きた皇子の魂は、白鳥になって大空に 飛び去りました。(鎌…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その6)

短めです。 01865/01866 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件8・最後には負ける( 3) 98/03/06 23:39 八犬士は最後に負けませんでしたが、「勧善懲悪」という儒教イデオロギーへの拘泥は、大河ドラマの終盤からリアリティーを奪い去り、同時に物語としての…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その5)

一回に一人ずつテーマに駄文を書き連ねて来ましたが、回数を数えずに始めたんで、今回で破綻しました。 01864/01866 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件その7・政治オンチ ( 3) 98/03/06 23:39 豊臣秀吉を政治オンチというのはどうかと思われますが、そ…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その4)

坂本龍馬の悪口を書くぞ~!w 01861/01862 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件6・敵は身内にいる ( 3) 98/03/06 00:10 (昭和)星飛雄馬…父・星一徹。なにせ自分の息子を再起不能にしちまう んだから(^^;(明治)坊ちゃん…赤シャツは上司になる教頭先生…

ドイツ中央党というのはバイエルンなどドイツ南部のカトリック勢力を代表する政党なのか

自分用メモです。はるか昔の大学時代、ナチス前夜のワイマール共和国史を学んだとき、主要政党の一つとして中央党というのがよく出てきた。首相を出したこともある。どんな政党なのかちょっと気になったが、調べようという気にはならなかった。 坂井榮八郎『…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その3)

nifty時代の過去記事を無計画に貼り始めたんで、「日本のヒーロー」一人一回分の駄文(本人はエッセイのつもり)に足りなくなってしまいました。今更ながら過去記事は一つずつ貼ることにします。 01860/01862 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件その5・…

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その2)

4回目と5回目(「その3」と「その4」)を貼ります。 01856/01858 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件その3・優男( 3) 98/03/05 02:14 まれに女装をすることもあります。 (神話)日本武尊…クマソタケルを伐つ際に女装しました。(鎌倉)源 義経…五条の…

一坂太郎『高杉晋作』(文春新書)を読み返した

読書日記が長く中断している。年を取って活字を読むスピードが著しく遅くなっていることと、一度読んだ本を読み返すことが増えているためだ。 だけど検索できるというメリットがあるので、ブログには残しておいた方がいいと感じることが、たびたびあった。だ…

徳善義和『マルティン・ルター―ことばに生きた改革者』(岩波新書)

マルティン・ルター――ことばに生きた改革者 (岩波新書)作者: 徳善義和出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/06/21メディア: 新書購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (10件) を見る印象深かったのは、ルターの信仰のかたちを決定づけたという「…

歴史書を何冊か

吉村貞司『日野富子―闘う女の肖像 (中公新書 (771))』 永原慶二『日本の歴史〈10〉下克上の時代 (中公文庫)』 杉山博『日本の歴史〈11〉戦国大名 (中公文庫)』 『日野富子』を処分するつもりで(つまりScanSnapで電子化するつもりで)読んでしまおうと思った…

しかし活字から得た知識は案外あてにならないということ

謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)作者: 東川篤哉出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/10/05メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (25件) を見る過去のエントリーで、別の本から得た知識を使って『謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)…

直近に読んだ本を

中国義士伝 (中公新書)作者: 冨谷至出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/10/22メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る冨谷至『中国義士伝』(中公新書) 私の中国史好きは、お定まりの三国志や史記の時代のものから入って(鄭…

再読|吉川幸次郎『漢の武帝』(岩波新書)

漢の武帝 (岩波新書 青版 (24))作者: 吉川幸次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/01/01メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見るたまたま手にとって読み始めたら、止められなくなって一気に読んでしまった。面白いなぁ。自分が…

湯浅治久『戦国仏教―中世社会と日蓮宗』(中公新書)

戦国仏教―中世社会と日蓮宗 (中公新書)作者: 湯浅治久出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/01メディア: 新書 クリック: 16回この商品を含むブログ (17件) を見る「鎌倉仏教」という言葉があり、現代の日本で多くの門信徒を擁する多くの宗派の祖師は、…

長岡龍作『日本の仏像―飛鳥・白鳳・天平の祈りと美』 (中公新書)

日本の仏像―飛鳥・白鳳・天平の祈りと美 (中公新書)作者: 長岡龍作出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2009/03メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る法隆寺金堂の釈迦三尊像や四天王像、東大寺の諸仏などの製作過程を、聖徳太子…

再読|宮崎市定『謎の七支刀―五世紀の東アジアと日本』(中公文庫)

謎の七支刀―五世紀の東アジアと日本 (中公文庫)作者: 宮崎市定出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1992/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る奈良県天理市の石神神社に伝わる「七支刀」の表面に刻印された銘文を、東洋史学の泰斗である著者が…

吉川忠夫『劉裕―江南の英雄宋の武帝』(中公文庫)

劉裕―江南の英雄宋の武帝 (中公文庫)作者: 吉川忠夫出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1989/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る三国志本は氾濫しているのに、なぜか次の時代の五胡十六国と南北朝を扱った和書は少ない。「あとがき」による…

「最悪の歴史修正主義」

「地下室のブログ 日本の将校、過去を書き換える」 https://web.archive.org/web/20090706061659/http://chikashitsu.blog.ocn.ne.jp:80/001/2008/12/post_d67c.html に、「The Wall Street Journal」に掲載された「A Japanese General Rewrites the Past(…

吉川忠夫『侯景の乱始末記―南朝貴族社会の命運』(中公新書)

侯景の乱始末記―南朝貴族社会の命運 (1974年)Amazon古書店で「侯景」という文字を見て、衝動買いしてしまった。三国志人気は相変わらずだが、それに続く五胡十六国&南北朝時代も実はめっさ面白いのだ。だが日本での知名度がそれほどではないのは、次々と交…

芝健介『ホロコースト―ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』(中公新書)

ホロコースト―ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌 (中公新書)作者:芝 健介中央公論新社Amazonえらい本を読んでしまった。だいたいタイトルからして読んで楽しくなる本でないことは明白なのに。 行き着くところは周知のアウシュヴィッツを始めとする「絶滅収…

猪木正道『ロシア革命史―社会思想史的研究』(中公文庫)

ロシア革命史―社会思想史的研究 (中公文庫)作者: 猪木正道出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1994/06メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るロシア革命について、もうちょっと知りたいと思った。 ここのところ、小倉清子さんのブ…

鈴木董『オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」』(講談社現代新書)

オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)作者: 鈴木董出版社/メーカー: 講談社発売日: 1992/04/16メディア: 新書購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (29件) を見る第2章の「コンスタンティノープルの攻防」は『生き残った…

藤田達生『秀吉神話をくつがえす』(講談社現代新書)

秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)作者: 藤田達生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/19メディア: 新書 クリック: 33回この商品を含むブログ (25件) を見る同じ著者の『謎とき本能寺の変 (講談社現代新書)』がよかったので、読んでみた。 秀吉の出…

宮田律『物語 イランの歴史―誇り高きペルシアの系譜』(中公新書)

物語 イランの歴史―誇り高きペルシアの系譜 (中公新書)作者:宮田 律中央公論新社Amazon意外なことに、中世〜近代にかけてのイランの歴史が、日本・中国・韓国など東アジア各国の歴史と似通っていることに気づいて、少し驚いた。 理由は、十三世紀のモンゴル…

吉川幸次郎『漢の武帝』(岩波新書)

漢の武帝 (岩波新書 青版 (24))作者: 吉川幸次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/01/01メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る著者が『近くて遠い中国語―日本人のカンちがい (中公新書)』で絶賛されていたので、読んでみたく…

立間祥介『諸葛孔明―三国志の英雄たち』(岩波新書)

諸葛孔明: 三国志の英雄たち (岩波新書)作者:立間 祥介岩波書店Amazonタイトルは上記の通りだが、内容はコンパクトな三国志の時代の通史のような趣である。 三国志の時代の本はいろんな人が書いているが、違う本を読むたびにいろんな発見がある。今回、感じ…

再読

宮崎市定『大唐帝国―中国の中世』(中公文庫) 大唐帝国―中国の中世 (中公文庫)作者:宮崎 市定中央公論社Amazon今回は勢いで、2〜3日で通読してしまった。初めて読んだときには、休み休み、つっかえつっかえ、半年くらいかけてようやく通読した記憶がある…

入江曜子『溥儀―清朝最後の皇帝』(岩波新書)

溥儀―清朝最後の皇帝作者: 入江曜子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/07/20メディア: 新書 クリック: 16回この商品を含むブログ (15件) を見るちょっと気になった点から。清朝最後の皇帝・溥儀の数え年三歳での即位を「中国歴代皇帝のなかでは最年少」…