2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
本業は暇なのに、最近こんなのばっかりや。いっそ「パソコンよろず相談引き受けます」という看板でも出そうかしらん。 トロイの木馬に感染した? 一件目。 お客さんから、パソコンがトロイの木馬に感染したらしいという相談を受けた。「なんでトロイの木馬だ…
三週連続で木曜日は美術館めぐりとなった。ただし今回は、午前中は足ふきマットの洗濯とか家事をやり、午後から。電車で乗り継ぎがあるにもかかわらず40分程度と近場なのに、なぜかこれまで一度も足を運んだことがなかった。館内の説明書きによると、明治か…
お客さんから相談を受けた。本来の業務ではないので、例によって奉仕である。 現象は、印刷しようとすると通知領域にプリンタのアイコンが表示され「保留状態」と表示される。アイコンをダブルクリックしてプリンタウィンドウを開くと、印刷をかけたドキュメ…
水滴 (文春文庫 め 1-1)作者:目取真 俊文藝春秋Amazon芥川賞受賞作の表題作を含む短編集。 「水滴」:沖縄に住む六十代の男の足がある日突然腫れ、大量の水が噴き出すようになった。それから夜な夜な、その水を飲みに、第二次大戦中の日本軍人の亡霊たちが訪…
またしても木曜日の予約が埋まらなかった。木曜日はしばらくダメかも知れん。 だいたい事前にわかっていたので、またしても事前にネットで調べて、今度は名鉄を反対方向に乗ることにした。豊川稲荷には何度か初詣に行ったことはあるが、そこを通り過ぎると豊…
「http://hakaiya.web.infoseek.co.jp/html/2009/20091020_1.html」 幸福の科学と創価学会が超能力で大決戦を繰り広げる娯楽大作アニメ『仏陀再誕』を観た!『仏陀再誕』を観れば、幸福の科学の信者は「大川隆法総裁が正しかったんだ!」と喜び、創価学会の…
法然の衝撃: 日本仏教のラディカル (ちくま学芸文庫 ア 9-3)作者:阿満 利麿筑摩書房Amazon法然に関して、もうちょっと知っておきたいというのは、いくつかある(無数にある?)自分自身に課す宿題の一つであるが、タイトルで選んで読んでみたところ、事前に…
予約が急遽キャンセルになって、またしても仕事が休みになってしまった(TДT; なんか最近何度も同じようなことを書いとるな。例年の今頃は、休みがない休みがないとボヤいてばかりだったような気がするが… その割に、去年までに比べて収入がそんなに極端に減…
空のオルゴール (新潮文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/01/28メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (27件) を見る大学院生の主人公は、教授からとある奇術師について調べるようにと命ぜられ、パリにやってきた。そこで…
「日本国政府がどれだけ借金しても絶対に日本は倒産しないと言うことのサルでも分かる説明 : 金融日記」 「サルでもわかる」と謳いながら、バランスシートの知識を使っていたり、看板に偽りありの感が否めないが、まあそれは措くとして。 全ての要約は間違っ…
憑神 (新潮文庫)作者:次郎, 浅田新潮社Amazon幕末の江戸、主人公は貧乏御家人の次男坊。ある日、小さな祠に手を合わせたところ、なんと現れたのは神は神でも貧乏神だった… まず著者のこの時代に関する造詣の深さに驚かされた。武士が俸禄で生活していたこと…
民族という名の宗教―人をまとめる原理・排除する原理 (岩波新書)作者: なだいなだ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1992/01/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (28件) を見る『神、この人間的なもの―宗教をめぐる精神科医の対…
6時前に、風音がものすごくて目が覚めた。停電と断水していた。情報を聞くために、ラジオ付き懐中電灯のラジオのスイッチを入れる。20年位前に当時の勤め先の会社でもらったものだが、実質的に役に立ったのは今回が初めてだ。ニュース曰く「知多半島に上陸」…
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazon高校教師をしている不遇の天才数学者が、アパートの隣に住んでいる母娘が心ならずも犯してしまった殺人を隠蔽するために、奇想天外なトリックを考案し実行に移す。この1ヶ月ばかり暇に任せて乱…
御手洗潔のダンス (講談社文庫)作者: 島田荘司出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/07/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (30件) を見る短編集。 「山高帽のイカロス」「人間は空を飛べる」と主張する幻想画家が、地上20メート…
異邦の騎士 改訂完全版作者:島田 荘司講談社Amazon記憶を失った若い男が、ゆきずりの少女の親切を受け、そのまま共同生活を始める。二人の奇妙な生活は初めのうちこそ平穏に見えたが、理不尽な仲違いをきっかけに男が自分の「過去探し」を始めたところ、驚愕…
神、この人間的なもの: 宗教をめぐる精神科医の対話 (岩波新書 新赤版 806)作者:なだ いなだ岩波書店Amazon著者は精神科医。「ブッダはうつ病である」という診断を下したことで有名だが、出典は本書なのかなと思って読んでみた。残念ながらそうではなかった…
世界は分けてもわからない (講談社現代新書 2000)作者:福岡 伸一講談社Amazonタイトルが示すとおり、要素還元主義のゆきづまりと複雑系の展望を示した本なのだろう。ただし細菌学はじめ要素還元主義がこれまで赫々たる成果を上げてきたことを強調しておかな…
東野圭吾『探偵ガリレオ』(文春文庫) 探偵ガリレオ (文春文庫 ひ 13-2)作者:東野 圭吾文藝春秋Amazon東野圭吾を読むのは初めてである。なるほど!こんな推理小説もアリなのか、というのが第一印象。科学技術の知識を応用したミステリ5作から成る短編集。最初…
昨日のエントリーで、「最悪なのは事実でないことを並べてなおかつ実在の人物を傷つけること」と書いたけど、その実例としてもっとわかりやすくて極端なものを見つけてしまったので、備忘用に貼らせてもらう。 apesnotmonkeysさんのところのエントリーで知り…
『ロートレック荘事件 』(新潮文庫) ロートレック荘事件 (新潮文庫)作者:康隆, 筒井新潮社Amazon叙述トリック叙述トリック言うなぁ〜っ!(T_T)←自分でも言っとる 叙述トリックの名作として名高い本書だが、未読だったので読んでみた。 なぜだ?開巻早々の「…